送迎時 園児の事故続く
今朝の新聞に「送迎時 園児の事故続く」
ショツキングな見出しです。
2019年からこれまで、保育園などの送迎時に発生した交通事故の
大半が、園の駐車場内でしかも
別の保護者の乗用車にひかれて死亡事故になったという事例が掲載されていました。
毎日の朝と帰りにしかも慣れた場所でのことです。
交通事故総合センターによると、
人的な要因で、6歳以下の子どもの被害にあった事故の
73%は保護者らの不注意が要因だった。
内70%は、子どもと手をつないでいなかった。
道路交通法で、
保護者に6歳未満の子どもを交通量の多い場所で一人歩き
などをさせないように定めています。
衝動的に行動する子どもの特性をふまえ
「まだ知識や経験が少ない。保護者が監視して、小さい子は手をつないで。」と定めています。
安全対策として
1,子どもが歩道に降りるようにする。
2,保護者が先に車から降りて子どもを降ろす。
3,駐車場では子どもとしっかり手をつなぐ。
また、手つなぎを嫌がったり、振りほどいたりする場合には
1,手をぶらぶらさせるなどで楽しめる工夫をする。
2,クイズや歌などでひきつけておく。
3,手のひらではなく、手首をつかむなど手を離さない工夫をする。
この新聞記事を読んで、改めて見直してみました。
駐車場・園から道路に出る経路などで「幼児が歩く」「飛び出す」「車の陰から出てくる」などの状況の中で
注意義務を含めて意識していただきたいと思います。
駐車場内で保護者同志が立ち話をされていて、その間、子どもが走ったり、近くの用水路で一人遊ぶことがある。
バスの送迎時においては、
バスが到着するその止まる前に、子どもが保護者の手を振りほどいてバスに近寄ってくる。
大変危険ですので、子どもが手を振り払って近寄らないように固く握りしめてください。
乗る前と降りた後には、必ず子どもの手をつないでください。
そして、下のお子さんがいらっしゃる場合にはその下の子の手もつないでください。
園内の駐車場は、毎日多くの車と子どもたちが行き交う場所です。
悲しい事故が絶対に起きないように、以上のことにご理解とご協力をお願いいたします。

