いのちと食育
大阪万博も閉幕されました。
年中組のみなさんが、わかばオリンピックで踊ってくれた万博のテーマソング「この地球のつづきを」
懐かしく思い出されます。
これからも、各国で万博が開かれる度に、2025年に開催された大阪EXPOが、
特別な感情で心に残っていくことと思います。
大きくなっても覚えていて欲しい!
わくわくするみらいへ・・・・。
暑い夏を越えて、幼稚園にとうとう「実りの秋」がやってきました。

食育の活動としても大切な部分を担っている「お米作り」は、幼稚園の恒例になりました。
土作りや早苗を植えた頃から半年をかけ、
幼稚園の園庭で見守ってきた稲の刈り入れを
昨日、
みんながはさみを持って行っている所に・・・・・雨がぽつぽつ。
作業は中断となりましたが、今後日を見つけて行っていく予定です。

稲の刈り入れから、これからもたくさんの工程を経て、
やっとお米にであうことができます。
長くて手のかかる作業ですが、
美味しいおにぎりパーティーができる日を楽しみにして進めていきたいと思います。
稲が育つ姿を身近に感じながら、
命の大事さに気づいてほしい。
自分で作ったお米を食べる喜びを感じて欲しい。
おともだちと力を合わせて作業する喜びを感じて欲しい。
もう一つの食育は、「おさかなくんのおさかなずかん~おさかなをしろう」です。
今日は玉宮町で「食べる水族館」として、
お魚の営業と共にお魚に親しみを持って欲しいとの願いを持って
地域社会でボランティア活動をしていらっしゃる「UOGI」さんのご当主内藤さんに
お話しと魚の解体の実演で、出前講座を行っていただきました。

大きなマグロを持参していただきました。
スーパーに並ぶ切り身しか見たことのない子どもたち、
給食に出る骨抜きのお魚しか見たことのない子どもたちに、
マグロの目や骨の形を実際に目の前にして、なにかをかんじてほしい・・・。
内藤さんのおはなしから、子どもたちにお魚への興味をもってもらいたいという思いが伝わってきます。
出してくださったクイズ・・・・みなさん、わかりますか?
1、マグロが海で泳いでいる時の速さ
ア 人が歩く速さ イ 車が走る速さ ウ 新幹線と同じくらいの速さ
2、寝ているときの姿
ア 泳ぎながら寝ている イ 止まって寝ている ウ 隠れて寝ている
答えはお子さんに聞いてみてください。




またたく間に大きなマグロが5つに切り分けられました。
職人技に圧倒されました。
ちゅーりっぷさんがいつの間にかどんどん前へ行ってしまう姿、お魚が興味津々だったようです。
かわいいですね!
終わった後の子どもたちの疑問にも丁寧にお答えいただきました。

「どうして、マグロというなまえがついたのですか?」➡「マグロのおなかのいろわかる?そうだね!、くろいよね、まっくろ→マグロ、江戸時代に生まれたなまえ。」だそうです。

「どうして、身があかいのですか?」➡「むつかしいしつもんだね、それはね、いっぱいおよいできんにくのぶぶんがおおいからだよ。」

「マグロのしゅるいはいくつありますか?」➡「6種類。」
大人顔負けの質問をする子どもたちです。

色々な活動を通して、命をいただくことへの感謝の気持ちが芽生えるきっかけとなればいいなと思います。
小一の卒園児さんの保護者さんでもある内藤さん、お忙しい中をありがとうございました。
🌷明日はにじ組の「わくわくランチ」です。年少さんのお部屋を回って「あすは、どうぞよろしく・・・」。

楽しみでにぎやかなランチになりそうです。

