日々がたのしい。
朝、年少組のÝ君が、手に握りしめ押しつぶされた小さな黄色いお花を持って
「えんちょうせんせい、はなさいていた。これ。」
持って来てくれました。
ぼくとつとしたY君が、おはなを見つけ、もっていこうと摘んでくれた・・・・
それだけで、言いようのない嬉しい気持ちになりました。
担任の先生が「ここまで来るのに、なくしてしまって、大騒動しました。」と大笑いしながら聞かせてくれました。
可愛くてしようがない気持ちが伝わってきます。
手の中でぐにゃと枝折りかけている小さな黄色いお花からは
大騒動の過程が浮かんできます。
先生の手によって、Y君の健気な気持ちを受け取ることができましたが、
子どもたちの優しい気持ちは、
子どもに芽生えた気持ちに寄り添えてはじめて気づくことになる・・・・
もしかすると、訴えている事柄に気づけないこともあるのかもしれない・・・・。
幼稚園の先生というのは、
子どもたちの思いを肌で感じ、
その気持ちに寄り添ってあげられる、先生自身が感性豊かで温かな心でなくてはならない。
日々子どもたちと過ごす中で大変な中にも
子どもたちの芽に気づき育ててあげられる、それが先生冥利に尽き、
いつまでも先生を続けたいと思ってくれていることだと、思います。
私も含め、子どもたちのたくさんの優しさに包まれています。
初めての「わかばおりんぴっく」に参加する年少さんです。
お部屋で「イットウショウ!イットウショウ!」と、練習が始まりましたが、
子どもたちと言えば遊びの延長です。張り切って踊っているのは、せんせい?
たくさんの拍手を送ってやる気を育てて次につなげています・・・・
どうぞ、お楽しみに・・・・・。
幼稚園の年少さんは夏の間だけ、1時~1時半まで「おひるねたいむ」があります。
眠たい子だけなのですが、そうでない子もいて、
嬉しそうにバスタオルを持って、意気揚々とお昼寝のお部屋へ向かう姿は
大好きな場所に向かう喜びで溢れているようにみえます。
身体を休めるのにちょうどいい具合のようです。
先日、北海道頚恵庭幼稚園でプール遊びの中で、3歳の女児がプールで溺れ、
一時、意識不明の状態になったということが起きました。
水深は2~3センチ足らず、水あそびの時間は20分ほどだったそうです。
職員2人が見守っていたものの、1分ほど目を離したすきに、水に浸かり、もうろうとしている状態に気づいたということです。
消防員によりますと、一時意識不明となり、ドクターヘリで病院に運び、
手当てを受け命に別状はないということで、ことなきを得て悲しい思いをせずに済んだということです。
水あそびは子どもたちの大好きな活動です。
特に暑さが続き外あそびができない中で、涼をとり嬉しいプール遊びですが、
一つ間違うと、ビニールプールでさえ、命を失うことになることを改めて心に諫めた出来事でした。
他山の石としてみてはいけない! ことです。