幼稚園の窓「こんにちは!」

ルナフェスティバル週間

2025.06.26

青竹に短冊が揺れて夏の風情がいっぱいです。

七夕は古くは奈良時代に宮中儀式として伝わったとされています。

おねがいごとがたくさん結ばれて、笹の木も重たそう・・・・。

みんなのお願いが天に届くといいですね。

 

今週は、みんなで「ルナフェスティバル ’25」です。

「七夕さま」の伝説に因んで遊びました。

一年を過ごす中で、お正月、七夕、節句などの節目の伝統行事を一緒に楽しみながら、

肌で伝統文化を感じて欲しい、

私たちが受け継いできただんだん薄れていく風習を伝えていきたいと思います。

 

短冊の飾りつけも情操や芽生えを培う土台となります。

 

提灯は、年長さんが作ってくれました。

年少さんの盆ダンスは、ドラえもん音頭。

「きょうは、おひなさま?」と尋ねる子もいましたが、

遊びを七夕になぞらえて工夫をしました。

お祭り気分はワクワクしてきます。

一人ひとりが作ったお星さまを頭にかぶって、星の子になりました。

 

 

これは、本番に向けて・・・・・。

「あまのがわ」に泳ぐ魚釣りは、ゲットしたお魚を自慢げに見せてくれる姿が微笑ましいです。

一人でできることも少しずつ増えてきました。嬉しいことです。

 

 

年中さんは、すみっこ音頭

 

 

 

 

 

最終日は年長さんです。ブラックライトのペープサートで始まったルナフェスティバルは、幻想的でした。

ご用意いただいた浴衣や甚平姿で登園

とっても可愛らしかったです。

ご協力をありがとうございました。

フェスティバルの目的は子どもたちの夢を育みたい、そして夢を見ることの楽しさを伝えたい、

おともだちと先生といっしょに・・・・。

 

かつては、「初七夕」として7歳になる年(小学一年生)の七夕の日にお祝いをする習わしがありました。

小学校に入学の年には、どの家庭でも笹を飾っていた記憶があります。

風に揺れた短冊が優しい温もりとなって今も胸に残っています。

 

全てに合理的になった社会を

寂しいと感じることもあります。

来年小学生になる年長組のみなさんには、短冊を結わえた笹の枝をお渡ししました。

 

季節の風物詩や伝承行事、風習などに触れるたびに、説明できない事柄に遊び、

時がゆったり流れることを楽しみたいと・・・・今年も過ごしたルナフェスティバルです。

「あそびをせんとや うまれけむ」