ことしの苗植え
2025.06.12
始めた当初は、試行錯誤でしたが、
JA厚見支所の支店長さんが熱心に足を運んでくださり、ご指導をいただけたお陰で、
今年も行うことができました。
地域と幼稚園が一体となって取り組めることは、私たちにとって大きな学びの機会になっています。
そのお米づくりも、はじめて5年になります。
収穫するわずかなお米とJA厚見さんからいただくお米で
幼稚園中の子どもたちが「おにぎりパーティー」で、お米作りを締めくくります。
6カ月の稲つくりの過程を通して
幼稚園のみんなができるどこかで一役を担ってくれています。
そばで見守るちゅーりっぷさんも大事な経験です。
年少さんは、カラカラ天気の時になるとお水やりをしてくれます。
早苗を植え、お水をあげ、かかしをつくり、・・・・収穫してからも大事な工程を経て
お米の一生で学ぶことはたくさんあります。
スタートは、育ちやすい土作りです。
12日、今日は田植え。
わざわざJA厚見さんからきれいに並んだ早苗を持って来ていただきました。
小さな手に土の感触が伝わり、土の中から「ミミズがこんにちは」・・・。
はじまったばかりの稲作ですが、黄金に実る稲穂を思い描き、
生長を見守っていきたいと思います。
その頃には、年長組のみなさんも大きく成長しているでしょう・・・。
報道を騒がしている「お米問題」は大変深刻ですが、子どもたちの稲作はとっても平和です。
かつては、幼稚園の辺りも田んぼが広がり、田園風景は見慣れていましたが、
宅地化が進み、幼稚園の発砲スチロールの田園風景が貴重な存在となっています。