幼稚園の窓「こんにちは!」

あそびとまなび

2025.06.03

わかばカフェも、ほぼ終わり、こどもたちとたくさんお喋りをしました。

「げたばこをじぶんたちできれいにするよ」

「どこのくらすがきれいにできるかな・・・」

話の中で知りました。

 

年長さんが小さいクラスに行って、「おかあさんすわり」のお手本を見せてあげたり

一緒に遊んだり・・・・

 

手をつないで、小さい子たちを気遣う姿に、・・・・ついこの前までそうしてもらっていたのにと大きく見えました。

 

どうやら先生たちが色々な種を撒いているようです。

年長組になって、大きくなった嬉しい気持ちを成長の証として見える形に

つなげていきたい気持ちが伝わってきます。

 

第5土曜日の5月31日、一年に3回の学園研修の二回目が行われました。

会場は各務原にある学園直系のうぬま第二幼稚園です。

今回は運転部会、給食部会そして、教諭部会と専門職に別れての研修でした。

運転部会は、各務原から警察官に来ていただき、安全運転を中心に行われました。

「分かっていることでも改めて見直すことで振り返ってみてためになる研修でした」と、運転手さん。

給食部会は、 梅雨に向けて「食中毒予防の3原則」と

新メニュー「野菜の納豆あえ」「ひじきサラダ」の調理方法について。

新しいメニューはたのしみです。

 

教諭の研修の講師は、岐阜聖徳学園大学の西川正晃先生は「あそびとまなび」

先生が楽しくなければ子どもだって楽しくない・・・・わたしの持論でもありますが、

「保育は楽しいですか?」「心から面白いといえますか?」

呼びかけから始まり、

講師のお話しの中で、

子どもたちを思い浮かべながら毎日の生活を思い返す先生、

共主体を学び、

こどもと共に繋ぐ保育を目指そう・・・と、意欲を持った先生、

それぞれが振り返り、また新しい目標を見つけ

自身の専門性を高める研修となりました。

(※共主体とは、こどもの主体と大人の主体がバランスよく共存して、共に学び合う関係をいう)

 

安全にバスを運行して、安全な調理で給食を提供し、家庭とは違う環境の中で、

一人ひとりの子どもたちがあそびから育つ成長を、

みんなで温かく見守っていきたいと思います・・・・。

 

西川正晃先生のレジメの巻末に

「手のひらを太陽に」の作詞家であり

「あんぱんまん」の生みの親のやせたかしさんの言葉が掲載されていました。

 

「なにかをひとつ」     やなせたかし

  なにかをひとつ しるたびに 

  なにかひとつの よろこびがある 

  なにかをひとつ まなぶたび 

  なにかがひとつ わかってくる 

  もっとしりたい まなびたい 

  無限の道を   すすみたい 

 

この言葉を心に落として、

改めて、お預かりしている「責任」と皆さまとの出会いに「感謝」の気持ちでいっぱいになりました。