じこしょうかい
🌷5月2日「こいのぼりフェスティバル」
お兄ちゃんやお姉ちゃんの存在や小さい子への優しい気持ちは触れ合うことから生まれてきます。
「おかいものごっこ」や
お別れ会の時の三つの手を一つに結んだ子どもたちのうれしそうな様子は、忘れられない思い出です。
「異年齢のつながり」を大事にしたい、形にして活動したいという思いがあっても、
年長組には活動につなげる時間がないということが大きなネックでした。
今年は
異年齢で触れ合う活動をするにあたり、これまでを見直し、引き算をしてみようということになりました。
そして最初の「こいのぼりフェスタ」を異年齢で楽しむ活動として、計画することになりました。
どんなあそびになるでしょう。
🌷じこしょうかい
泣いている子の手をつないで廊下を歩いていると、新入園児の年少さんのH君に、ちょんちょんと呼び止められました。
指さしながら大きな声で「せんせい!せんせいは、だれせんせい・・・❓」。
入園式では、放送を通してのご挨拶でしたので、当然のことかもしれませんが、
はっきりした物言いにわたしのほうがタジタジになりました。
早速、自己紹介、
折角回るのだから、「なにか、おみやげを・・・」と思い、「だれかしら」「ぼくのともだちになって」の絵本をもって。
はじめに行ったクラスが「たんぽぽさん」・・・・自己紹介をはじめようとすると、
なんと、先生の呼びかけもないのに、自分たちで椅子の向きをくるりんと、私の方に向けて座りなおしてくれるではありませんか。
感心してしまいました。
ちゅーりっぷ時代、加えて日の浅い登園の中で、丁寧に伝えているのでしょう、
それを子どもたちはすっかり習慣になって・・・・嬉しくなりました。
思わず「かっこいい~ね」
すみれさん、ゆりさんで「せんせいのなまえしっている?」
すかさず「こうちょうせんせい」。
ひまわりさんで
自己紹介、絵本も読み終えて和んだところで
「せんせいをみたらこれからは『おはよう』と、ごあいさつをしてね。」というと
「いやだ!」
「どうして?」
「せんせいのおなまえもしって、なかよしでしょう?」と言うと
「だってはずかしいもん・・・・」
今朝、泣いていたこうちゃんもにこにこ顔に戻っていました。
泣いて登園されるお子さんにご自身の方がつらい思いをされている方もいらっしゃると思いますが、
いつの日か笑って振り返られるときが来ると思います。
今の時を精一杯寄り添ってあげてください。
🌷3月末に卒園していったみなさん、お元気ですか。
新しい環境には慣れましたか?
みなさんが残していった階段の絵を見ながら、「いまごろどうしているかな?」と思いだしています。
みんながそして先生たちも、新しい道で頑張った一週間でした。