4月10日。
時間は短いものの、一日一日が長く感じられる日々、
けなげに頑張っている姿があちらこちらに見られました。
ちゅうりっぷさんに弟を持つSちゃん、幼稚園に来ても、D君のことが心配で心配でたまりません。
「だいじょうぶだよ、せんせいがいるからね」と、伝えると後ろ髪が引かれるように振り向き、振り向き、お外に遊びにいきました。
優しいおねちゃんです。
どのクラスも、朝はお部屋が空っぽです。
朝登園すると、ロッカーに先生と一緒にお鞄を入れて、おたより帳に今日の日を見つけてシールを貼って・・・・、お外あそびがはじまります。
お外に一目散に走っていく姿を見送る先生、お外で子どもたちを待ち受ける先生、みんなで見守っています。
頭にぼんぼんをつけてちゅうりっぷさんのかっこいい姿も見られます。
一心に砂あそび・・・です。
二人でお部屋で折り紙を折って遊んでいました。
その後お外へ行こうと連れ立っていったなかよしさんです。
さぁ、みんなで・・・・
🌷初めてのお給食は、人気の高い給食婦さんの自慢作、味付け抜群「カレーライス」
今日は、今年度初めてのQPタイムで「にんじんのおはなし」
「おいしい、おいしい」。
食べる前から「おかわり・・・・」。
嬉しい声が聞こえてきました。
子育てとは、子どもたちが人として自分の足で立つことができる「自立」した人に育てていくことです。
その「自立」というのは、全部が自分でできることではなくて、困ったときには、SOSを出せること、
SOSを出す能力をもてることが大事・・・です。
SOSを出そうと思うには、わたしを取り巻く社会があり、社会参加をしていなくてはできないことです。
幼稚園で、困ったことや心配なこと、不安なことに出会った時、
先生に伝えられる勇気と先生になら言える・・・と思える気持ちや
そして、気持ちを分かってくれるおともだちの存在があることが大事になってきます。
一歩一歩
子どもたちと先生と、信頼関係を築いていく大事な時を日々刻んでいます。
お迎えの方を見たときのあの甘えっぷりには、私たちがどんなに頑張ってもかないません。
初めての社会に身を置けるのは、子どもたちをいつでも待っていてくださるご家族の力があるからですね。
ご家族のご心配を思い、特に年少さんやちゅうりっぷさんの姿を追って、お伝えしてきました。
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今日までを過ごして思うことは、
4月の春とはとっても思えない静かな幼稚園でした。
特に年少さんはじめちゅうりっぷさん、よくがんばってくれました!
きちんとしていたその分、我慢をしていなければいいなと思います。
明日もまっているからね・・・・。