わかば💞マーケット
昨年12月、年中組の各クラスで
お店屋さんごっこに「なんのおみせやさんをしようか?」クラスのみんなで話し合いをしました。
いただいお菓子の箱や発泡スチロールや毛糸などいろいろな資源から自分の作りたいものを作ってきました。
日々コツコツと・・・。
表現が生まれるためには、
表現したいという思いを子どもたちが持つことと表現するときのスキルを持つという2つの面が必要になります。
はさみで切りにくいものを切ったり、平面を立体にする工夫にはこれまでの経験が役にたちます。
前日に子どもたちから「えんちょうせんせい、きてください」と、可愛いご招待と1万円を五枚も頂きました。
どの子も張り切ってとっても楽しみにしています。
いよいよ、「わかばマーケット」の開店です。
年中組の二階から熱気が飛んでくるようです。
年中組の前を通って、ホールへ行こうとすると、「こっち、こっち」と呼びこまれました。
「せんせいね、いまおかねもってこなかったから、かえないよ。」というと、
なんと「いいですよ。ぺいぺいでも・・・」
「ふぁみぺいでもいいですよ。ありますか?」・・・・。
「じゃぁ、ぺいぺいでおねがいします。」と言いながら、携帯電話をさしだすと、
「はい」と、紙でできた箱でかざすような仕草・・・・。
まるで本当の店員さんのようです。
子どもたちの社会事情は大人並みです。日々の生活でママやパパのことをよく見ているのでしょう。
お店屋さんをのぞくと、お寿司屋さんもぐるぐる回っています。ネタも豊富です。
ピザ屋さんも品数も豊富でピザの種類といったら、食べたくなるようなフルーツピザ、アイスクリームピザ・・・・。
メニューに驚いてしまいます。
ピザ屋さんは注文を聞いて焼いてくれます。
お花屋さんも色とりどり、形も様々。
スイーツ屋さん
お弁当屋さんもあります。
思い入れのある自身の作品が売れていく・・・・、きっと嬉しかったと思います。
年中組が楽しんだのは勿論ですが、午後は
年少組や年長組のみなさんにも遊びに来てもらいました。
先のカプラミュージアムに続いて異年齢の活動です。
大きくなってできることや楽しめることが増えてきたみなさんです。
異年齢でみんなの今を一緒に活動できることをしたいという思いが、年中組の活動の「わかばマーケット」が発信地となって
年少組や年長組のみんなを巻き込んで幼稚園のみんなが楽しめました。
因みに私の五万円で購入した品物は玄関先に置かせていただきました。
残り少なくなってきている日々をクラスの枠や年次の枠を外して
お兄ちゃんやお姉ちゃんと遊ぶ楽しさを知って欲しい
小さい子の気持ちが慮れるやさしさを持って欲しい、
今の時期にできる子どもたちの異年齢の育ち合いをみんなの先生で応援しています。
年長組のみなさんと一緒に過ごす日も残り少なくなってきました。
送るみなさんも送られる卒園のみなさんも交流を深めて楽しんで欲しいと思います。