小さなギャラリーの開催です
明日は幼稚園の行事「わかばアートギャラリー」を行います。
「わかばオリンピック」「メモリーフェスティバル」等で子どもたちの発表をご覧いただきました。
今回は、創作活動をした作品を見ていただきます。
幼児の造形遊びは子どもたちにとって生活そのものであり、心の表われでもあります。
くれよんを持ちはじめた1歳半、
この時期になぐり描きを十分に楽しむことで、手を自由にコントロールできるようになっていきます。
なぐり描きから、1本1本の線に意味のでてくる3歳児は、みたての名人です。
1本の線が大人には及ばない楽しさがあふれています。
なぐり描きの時期から形への意識を持ちはじめる4歳児は、
ものを見て、確かめながら、テーマを表現しようとします。
大きく飛躍する4歳です。
自分の考えが、どんどん発展し、表現する力も育ってくる5歳になると、
自分なりのイメージをふくらませ、形に表そうとします。
作品から子どもたちのたくさんのお話がきこえてきます。
あーとタイム以外にもたくさんのアートな活動をしました。
みなさんから頂いたいろんな形をした箱や珍しい素材からえらんで、自分の作りたいものを作り遊びました。
子どもたちの工夫には感心します。
ちいさな絵本作りをしたクラスもありました。
ひらがな表から文字を探しながら文を作っていく姿は、さすが年長さんです。
Kくんの作った絵本の題名は「ヒーロートおひめさま」 二人がけっこんして、ハッピーエンドで終わるおはなしもあれば、
図鑑を作った子もいました。
6ページの中に、起承転結で構成を組んだ子もありました。
挿絵も細かいところまで丁寧に描かれていました。
休みタイムに黙々と作っている姿は、とっても楽しそうでした。
子どもたちにとって、頑張っている自分を見て頂くことは大きな喜びです。
一生懸命に作った作品に共感していただくことは、絵を描くことや作品を作る意欲を育てていきます。
描くことが大好きになります。
子どもたちの作品を展示しながら、私たちも一人ひとりの歩みを振り返りました。
あーとタイムでご指導いただいているおさとう先生が、今日展示されている作品を見にわざわざおいでくださいました。
作品を食い入るようにご覧になって「わたしのレッスンでお話したことが、こんなに一生懸命に描いてくれて嬉しいです。」
「どの子にもいいところがあって・・・・」と、一人ひとりの作品を写真に収められました。
絶えず子どもたちのことを考えて頂いていることに感謝の気持ちでいっぱいになります。
今年いただいたおさとう先生の年賀状です。
毎年楽しみな絵柄です。
喜びあふれる「わかばアートギャラリー」みんなでお待ちしています。
本日は思わぬ降雪で、みなさまには大変ご迷惑をおかけしました。ご協力をいただきまして、ありがとうございました。
明日は晴れそうですが、どうぞ気をつけてお越しください。