おかいものごっこ。年中組
3月に入り、残り少なくなった日々を惜しむかのように、みんなが繋がって生活をしているように見られます。
先週、ありす組の男の子たちが数名連れ立って、
「えんちょうせんせい、ぼくたち、ねんちょうくみになってもおなじくらすにしてほしい。」と言いにきました。
「なかよしさんなんだね。」と言うと、「そう、だからこんどもいっしょがいい。」
今の環境から離れたくないと思っている子がたくさんいます。
幼いみなさんが一年かけてできたおともだちと離れたくないと思えるなんて・・・・ステキナことだし、そして大事なことです。
ですが、大きくなるって・・・・難しい、
誰でも通らなければならないことではあるけれど、環境が変わることが不安で、言えずに幼い胸を痛めている子もあるでしょう。
「だいじょうぶだよ!」今を大切にして楽しい思い出をいっぱい作って欲しいと思います。
これまで、廃材を使って思い思いの作品をたくさん作ってきました。
それは、自分たちのお買い物に加えて、年少さんをご招待するためです。
今日は、年中組の「おかいものごっこ」の日です。ポスターもあちらこちらに貼られて、ミュージックもかかって雰囲気も上々・・・。
一人で呼び込みを始めていました。
アイディアに満ちたケーキやジュース、Mac屋さんでは、その場でいろいろなものを挟んでハンバーガーを作ってくれるのです。
サーティーワンでは、「ふたつかえますよ。」といって、ポコッと載せてくれました。
おもちゃやさん、パン屋さんのパンの種類の豊富なこと、「一番はめろんぱんですよ。」と、誘われました。
ママとお買い物に行ったときに、よく見ているのでしょうね。
お買い物したものを早速食べ始める年少さん
子どもたちは「ごっこあそび」が大好きです。
おかいものごっこには豊かな想像力や発想力を育てると言われています。
売り子さんになってもお客さんになってもおともだちと協力して助け合って社会性を学びます。
自分たちで作ったものを呼び込みをして売る姿に逞しさを感じたり、「お金使ってなくなっちゃったけど、これほしいな。」と言えば、
「どうぞ、どうぞ」と気前がよいクラスもあり、「おかねください」と絶対に売ってくれないクラスもあったり・・・・
子どもたちが自身で考え行動することほど、楽しいことはありません。
今日は、年少組のみなさんを招待して一緒に楽しんだ「おかいものごっこ」 逞しくそして大きく育っている年中組のみなさんです。