ありがとう茶会「一期一会」
空気が雨に洗われ、陽の光を浴びてキラキラ輝いて見えます。
今月もあと3日、そしてとうとう最後のカレンダーは3月・・・・時を止めたくなります。
今日、年長組の最後の保育参観にお家の方をお招きして『ありがとう茶会」
卒園を控えた子どもたちが、日本の茶道でお家の方に、おもてなしをいたしました。
日本の伝統文化に触れる機会を大事にしたいとお茶会を、随分前から行っています。
表千家の日比野宗悠先生をはじめ社中のみなさん6人の方々においでいただき、ご指導いただき準備をして頂いています。
「みなさんは、ご縁があって幼稚園で出会い、気持ちも分かち合えるようになって大好きなおともだちをつくりました。
そして今日は、お家の方と一緒にお茶会で過ごし、この時間は、二度と巡ってはこないたった一度きりのものです。」
「もしかすると、これがたった一度のそして最後のことかもしれない、そのときを大切にしましょう。」
というのが、茶道から生まれた「一期一会」です。
当たり前のように思える日常でも、当たり前のことではない、当たり前のことはなにもないのかもしれません。
今の時は、二度と戻ってこない・・・・、そう考えると「一期一会」の気持ちが痛いほどに心に響きます。
そんな意味を子どもたちに伝えて『ありがとう茶会」をはじめました。
いつもは子ども用のかわいいお抹茶茶わんですが、今日は大人用の大きなお茶わんです。
小さな手には、抱えきれないですが、大事にお茶わんを扱っていました。
疑問に思ったことも、おうちの方々の前で手を挙げて質問をしてくれました。
「本格的なお茶会で驚きました。」と言ってくださった方もありました。
慎重に足を運び、カシャカシャと茶筅を使って、子どもたちは思いっきり感謝の気持ちを表せられたのでは、
一人ひとりが『ありがとう』の気持ちをお家の人に伝えられたのでは・・・・。
ご参加いただきましたみなさま、子どもたちの『ありがとう』の気持ちが届きましたでしょうか?
面と向かってなかなか言えない言葉の一つですが、
言われて嬉しい、そして励みになる大事な言葉ですね。
お家の方をエスコートして、最後までおもてなししました。
この先、大きくなってお抹茶をいただくときがあるかもしれませんが、「あのとき・・・・」と、今日のこと思い出してもらえるかな・・・・・?
本日は幼稚園最後の保育参観においでいただきありがとうございました。
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今日のお茶会がスムーズに行えたのは、日比野先生はじめ社中のみなさんのおかげです。
子どもたちのペースに合わせてご準備をいただきました。
ありがとうございました。
💞 音楽レッスン発表会 白井史子先生
先週、音楽レッスンの発表会を行いました。一年、二年レッスンをしてきたみなさんの発表です。
とっても緊張していたみなさんでしたが、前日のリハーサル以上の出来栄えで、本番に強い子どもたちをつくづく感じました。
音楽レッスンでは、一人ひとりの力も大事ですが、おともだちと合わせて楽しむアンサンブルを大事にしています。
曲に合わせて音色を変えたり、お互いに違うメロディーを弾くことで思いがけないメロディーが生まれたり、
聴いているわたしたちまで楽しくなってきます。
発表後に、頑張ったみなさんを褒めていただき、
「これからも、歌をうたうことでもいいよ、どんな楽器でもいいから、音楽を大切にしてほしい。音楽はたのしいよ。」と、
今年で終了する年長組のみなさんにお話しされました。
課内レッスンや課外レッスンでお世話になっている先生方とのお別れも近づいてきました。
た~くさんの先生方に出会い、色々なことを学んだみなさん、思い出もたくさん増えましたね。