幼稚園の窓「こんにちは!」

もうすぐ、スプリング発表会。

2024.02.06

年長組の最後の発表となるスプリング発表会も来週です。

駒まわし大会や鬼退治、活動が活発になっている子どもたちです。

今日、みなさんに見て頂く園庭で初めてのリハーサルを行いました。

鼓笛演奏は2グループに分かれての演奏ですが、歌の発表は、みんなが全員そろって一緒に歌う最後の発表となります。

まだまだ寒いですが、子どもたちの思い出のいっぱい詰まった幼稚園の園庭での発表です。

いつの間にか、

2階のプールに年中組のみなさん、1階には年少組のみなさんが憧れのお兄ちゃんやお姉ちゃんたちの太鼓を見に集まってくれました。

演奏が終わると、年中組のおともだちが「せいこう、せいこう。」と言いながらたくさんの拍手を送ってくれました。

成功の言葉には深い意味があるのです。 

練習を始めた頃は、みんなのテンポが揃わず、太鼓がだんだん早くなってしまったり、

何度も何度も練習を繰り返し・・・・そんな過程をずっと見てきた年中組の子どもたちには

今日の演奏が揃ってきれいに聞こえてきたのでしょう。

そこから出た「せいこう」・・・。

笑ってしまいますが、的を得た言葉なのです。

これまでも一生懸命に取り組んだ駒まわしの姿や「一から」はじめて覚えるリズムや歌を

傍で見ながら応援してきている子どもたちです。

年長組のみなさんはいつも幼稚園を引っ張っていってくれています。

そして、みんなが「ぼくたちもわたしたちもいつのひか・・・・・」と、大きくなる喜びを育んでいるのです。

 

年長組の先生たちの指示にも小学校へ上がる子どもたちを意識しています。

「1回しか言わないから聞いてね、ここが変わるから聞いてね、自分のことを考えてね。」

「初めてお話することだから、よく聞いてね。」「いままでとちがうよ。」生活のなかで育む小学校へ一歩。

 

わかばカフェで「歌は、ままたちにはナイショにしているから、家ではうたわないの。

だけど、このまえ半分うたっただけで、ままないちゃったよ。」

歌詞も今の心境を歌い、歌は天使の歌声といっても過言ではありません。

スプリング発表会も、もうすぐです。

一つ一つ行事を終える寂しさを感じています。