カフェとおに。
「ないしょ」の歌をうたってくれることになりました。
「どんなおとなになりたいですか?」「やさしいおとな」「かっこいいおとな」「しっかりしたおとな」
子どもたちの大人の是非。
朝のお始まり前の時間、お昼休みの時間、お帰り後の時間に行ったわかばカフェも終わりに近づいてきました。
いろいろなテーマで子どもたちの様子を見ながらすすめています。
「ぷりんとやらないの?」と聞く子もありましたが、
「あ~あ、就学時検診の前に行ったプレをおもいだしているのかな」と思いながら、
「こんどは、かふぇだよ」というと、「きっさてんだね、ままといったことあるよ」
「せんせい、おかしでるんでしょう?」それも楽しみの一つ。
「卒園式ももすぐだね。いまの気もちはどうですか?」「おうちのひとへ言いたいこと❓」
「こんど生まれ変わったら男の子と女の子のどっちがいい❓」「将来の夢きかせてね❓」
しりとりゲームをしたこともありました。
先生たちが「きょう、こんなことありました。」と楽しそうに話してくれる気持ちを私も味わいました。
子どもなんだけど、子どもなりに社会があり、みんなでそのルールを守り合っている・・・。
大人の気持ちも少しわかりかけ、子どもの気持ちが同居した
そんなアンバランスなところが楽しい子どもたちです。
Sちゃんは、ままに言いたいことは「まま、いまおなかのなかにあかちゃんがいるの。まま、にんしんおめでとう!」
夏にはおねんちゃんになると、とてもうれしそうです。
男のことをこんなふうに言ったにじ組の女の子軍団「おとこのこは、いつもどうどうとしていて、かっこいい!。つよくてかっこいい!」。
「だけど、男の子にうまれるのはいや。」
おんなのこにうまれかわりたくない理由をKちゃんは「あかちゃんをうまないかんから、ぜったいいやや」
「おうちのひとにひみつにしていることある?」と尋ねると「ゆめのかけらのうた。」「めっちゃいいうただよ」・・・。
「まま、きっとないちゃうよ。」といって、内緒でうたってくれました。
歌い方のことをおともだち同士でしあう場面もありました。
「そこをつよくしては、だめだよ。もっとやさしくね。「わ」はやさしく・・・・」 なるほど。
「くらすのおともだちとけんかする?」ときくと「めっちゃなかよし、もしけんかしてもつぎのひは、すぐにわすれるよ。」
「みんな、やさしいよ。」・・・先生たちが聞いたら、飛んでしまうほどに嬉しいことばでしょうね。
とっても平和な気持ちになりました。
わかばカフェもお休みの子を待ってあと一組で終わりとなります。
「先生に付き合ってもらって、みなさん、ありがとう。楽しい思い出になりました。」
「 おにはそと 」
普段、強いことをいう男の子たちのかわいいこと「えんちょうせんせい、おにがきたらまもってください。」と頼まれてしまいました。
部屋を覗くと、鬼に向かって「せんせいでしょう?」「だれですか?」「おばさんおにですか?」 聞きながらも
鬼さんが来ると、手に持っていた鬼の面をサッと被って必死に豆をまくこどもたち、お面は自分を強くしてくれるようです。
年長組のしかも分別のしっかり持った子どもたちですが、まだまだ可愛いです。
これまでは、運転手さんの役目でしたが、今年は、主任先生と智恵子先生と🌷先生の3人がかっこよく奮闘しました。
こわい衣装と鬼の面を被り、「酸欠状態で倒れそうでした。」と鬼初体験の弁。子どもたちのためだから頑張れるのです。
豆まきが終わって、教務課に来てくれました。「えんちょうせんせい、まもってくれて、ありがとう・・・」 なんともいえないですね。
※年少組と年中組の豆まきの模様は「インスタグラム」をご覧ください。元気いっぱいのこどもたちです。
今年の節分会。
泣いたり笑ったり鬼を追いかけて、「これで、だいじょうぶ!」一年の無病息災を願いました。
暦の上では、春のはじまりです。