幼稚園の窓「こんにちは!」

カフェと駒まわし。

2024.02.01

💞わかばカフェ

子どもたちの忙しい日を縫って、「わかばカフェ」をはじめました。

対等な関係でお話ができるようになった子どもたちです。

活発な意見を持ち、自分の気持ちや思いを言葉にして、

意見を言い合うことができたり、自身の得意な分野を一生懸命に話してくれて

それはそれは感心するほどです。

一回目のみなさん 1月29日  

 

 

大きくなったら・・・・には、みんなが即答で

「けいさつかん」「けんちくか」「げいじゅつか」「ぱてぃしえ」

「さっかーせんしゅ」「うちゅうけんきゅうか」「だんさー」「まんがか」。

うちゅうに馳せる夢を語り合うこうちゃんとりょうちゃんは、「わかばようちえんをうちゅういちおおきなようちえんにする。」

果てしない夢を語ってくれました。

未来の夢を語りながら、幼稚園の思い出のなかでは「おばけやしきは、ほんとに、びびった。こわかった。」

笑えてしまいました。

 

つづいて2グループのみなさん

「みなさんのこれからのたのしみは?・・・・」と聞くと、

「こままわしたいかい」「たいこがたのしい」「さっかーたいかい」

「りずむはっぴょうかい」と言って、りりかちゃんが一人で「6才のうた」をアカペラで歌ってくれました。

「ようちえんでせんせいとあそんだことはたのしかった」とふうかちゃん。

恥ずかしそうにしていた頃、大きく成長した姿はキラキラ輝いてみえました。

 

1月30日 3グループのみなさん

「ようちえんにはいったとき、ないていたよね」と言うと

「ねんしょうでないて、ねんちゅうでなかなくなったよ。どうしてかというとね、ようちえんがわかったから。」

思い出を語るうちに「ブレーメンの音楽隊」の劇の話になり、自然にみんなが歌いだしました。

「セリフはちょっと忘れた」と言いながらもちゃーんと覚えていて・・・みんなで作った劇は、クラスの宝物のようです。

そして、ドッジボール大会の話になりました。

「ぜったいにじ組にはかたせたくない」にじ組は現在ワッペン8個でトップ独走中。

第三幼稚園に勝つことと、バウンティーハンターのワッペンゲット。

子どもたちはどうすれば勝つのか、頼もしいです。

「ほんきでやればかつ」「だいにのちからをあわせてがんばればかつ」「にがてなこもいるよね」というと、

「むりそうなこは、よける」「もしあたっても、そのぼーるをしたにつかないうちにうけとる。」

「そうすると、あうとにならないよ。」「がいやはとったらすぐになげる。」

 

4つ目のグループ

 

幼稚園の思い出は?

「メモリーフェスティバルのげき」「れんぞく逆上がりができるようになった」 

「うんていのいっことばしができるようになった」「こままわしができるようになった」

「うんていができるようになったよ」「はいざいであそんだことがたのしかった」

「サッカー」「てつぼう」

お家の人に感謝の気持ちを伝えたこと何かある?

「ぱぱとままのけっこんきねんびに、『うんでくれてありがとう』といったよ。」

 

5つ目のグループ

 

お家の人に言いたいことは?「いつもおせわになっている」「ありがとう」のきもち。

「そんなふうに思っているのなら、おくちでつたえてあげてね」と言うと、

「はずかしい」「そういうことはてがみにかいてわたすよ」

「いつもやさしいけど、なにかやらかすとおこる。おこるとこわい。」

元気のいい子どもたちです。お話を聞いていく中で子どもたちが揃って歌いだしました。

なんとその歌の中にわたしたちの名前がでてきました。

内緒で温めている歌があるようで、お家の人へのサプライズと私たちへのサプライズ・・・・、

平常心で聴けるといいのですが、今から心配です。

 

💞駒まわし大会

昨日は、年長組のみなさんがとても楽しみにしてきた「駒回し大会」でした。

 

2学期の終わりに「おとしだま」としてお渡しした駒、初めて見る子も多かったようです。

冬休みの間に、色塗りや駒あそびをしてきた子もいましたが、

回せない子も多く、特に女の子は興味も薄く見向きもしませんでした。

それが、「みんなといっしょにあそぶ」ことで育つちからは不思議です。

一人二人と回せる子も多くなっていく中、時間さえあると、駒を持ち出して一番の楽しみになってきました。

できなかったことができるようになる・・・・こんなステキなことはありません。

できるようになってくると、紐の回し方や、軸の位置を重心をさげる工夫をするようになりました。

得意な子が教えている姿もたくさん見てきました。

そんな中でママやパパのボランティア名人さんにおいでいただき、丁寧に教えて頂きました。

そして迎えた昨日。

まきこ先生のルール説明を聞きながらも、手にはひもをしっかりと駒に撒いてぎゅっと握りしめて

いつでも回せそうに準備万端に待つ子どもたち、

その姿からも「やるぞ!」 闘志が表れています。

そして一人ひとりから張りつめた緊張感が伝わってきます。

とうとう・・・・優勝クラスが決まりました。

ワッペン数が最下位のクラス

みんなが勝たせてあげたかったクラス・・・・・です。

初めから一致団結して、取り組んできたほし組

いち早く全員が回せるようになり、コツコツとみんなで力を合わせて頑張り、

一生懸命に取り組んできたことが形となって優勝したほし組さん「おめでとう。うれしいね。」

早速・・・。

この空いているところに「ドッジボール大会」のワッペンを入れるために空けてあるそうです。

 

大会の模様は後日「ようちえんのインスタグラム」でご紹介します。

1位になってうれし泣きした子、惜しくも敗れて涙を隠すように上を見上げた子、

たくさんのドラマが生まれました。

白黒のはっきりする勝負に頑張って挑む姿は、とても年長児には思えません。

一山も二山も超えたような成長を感じました。

最後に「たくさん頑張ったおともだち、そして、おともだちを一生懸命に応援をしてあげたみなさん、

頑張った自分とおともだちに拍手!」と、結んだまきこ先生の目にも涙がにじんでいました。

熱く燃える子どもたちを後押しするように同じ気持ちで取り組む先生たちの存在は大きいです。

その後クラスに戻ったにじ組さん、優勝に届かずクラスのみんなが大泣きしていました。

負けてもお構いなしのクラスもあれば、クラスの色が出て面白いです。

団結力で結ばれた子どもたちがあと1カ月半もすると、

それぞれの校区に分かれて離れ離れの生活が始まるかと思うと・・・・複雑な気持ちになります。

💛

大会が終わり

今日もベニヤ板を自分たちで運んで、駒まわし。熱中している姿が見られて嬉しいです。