プレ⭐️テスト。
27日笠松小学校の就学児健康診断を最後に、全ての小学校の検診を終えることになります。
憧れの気持ちを持って卒園までの日を過ごしてほしいと思います。
主任先生と二人で行ったプレテストも16日の月曜日をもって全員のみなさんが終えました。
30分の時間をかけて沢山の問題をプリントにしましたが、ご家庭でもやっている子が多いように見受けました。
「もっと、もっと、やりたい」と言う子も多く、
「じゃぁ、今度はチケットでも発行して、やりたい子にきてもらおうかな・・・」
子どもたちと一緒に過ごしていると、とっても楽しいです。その中で
正しい鉛筆の持ち方で字をかくことが難しい子どもたちが目につきました。
鉛筆の持ち方については一人ひとり見ていくことでしか、また繰り返し見てあげることでしか、身につきません。
持ち方に悪い癖がついてしまっていると、それを直すのが難しい・・・小学校の先生のお話です。
学びタイムの先生や担任の先生も気をつけて見ていますが、
できればお家でも見てあげていただけると有難いです。
鉛筆が正しく持てない理由に
生活環境も大きく変わり、便利になりすぎていることで、手をひねる運動が少なくなってしまっていること、
例えば(幼稚園の手洗いもそうですが)、蛇口をひねらなくてもお水が出る、扉はすっと開く、雑巾を絞る経験がない等・・・・・。
生活の中で当たり前に育つことが便利社会で育ちにくくなっているわけです。
では、どうすれば・・・
あーとタイムのおさとう先生がいつも言われることは、「筆圧を強くするには、
小さい頃からくれよんなどでぐるぐる描きでたくさん遊ぶことが大事。」
学研の先生は、「迷路、右から左への一直線書き、上から下への直線書き、グニュグニュ書きなどをたくさんすることで
手の力を強くする。」
「特に迷路は進む方向を目指して見通しをもって曲線を書いたりするのがとってもいい。」と伺いました。
本来なら生活のなかで、鍛えていけるはずが、便利になりすぎた社会が逆にひ弱にさせてしまっている
・・・・なんとも理にかないません。
これに似たようなことですが、「子どもの近視、続く増加傾向、外遊びに予防効果」と言う記事を目にしました。
「近視には遺伝の要素もありますが、デジタル機器に触れる時間の増加が要因の一つとされています。
一方、外あそびをしっかりしていれば近視の程度が軽くなることがオーストラリアや台湾で実証されました。」
そして「太陽の光を一定時間浴びることが近視の抑制に効果がある」
「ひなただけでなく、日陰でも光が充分に入るので、木陰で過ごすのも効果がある。」とのことで
屋外活動を授業時間に推進して施策化されている国もあるそうです。
日本の学校教育にはまだ検討の段階、
どんどん便利になっていく環境の中でこれから育つ子どもたちが弊害を受けないように、
私たちのできる範囲で守っていかなければなりません。
今日の年少組のクリス参観は、青空の下、芝生の上で行いました。
たくさんの保護者様の見守っていただく中でとっても元気でした。
ご参加いただきありがとうございました。
稲刈りを終えてひと休みの年長組さん。