幼稚園の窓「こんにちは!」

わかばカフェ

2023.02.16

風が冷たい毎日ですが、明るい日ざしに季節の歩みを感じるようになりました。

春の訪れは光に、そして小鳥のさえずりや雪解けの音に、そして気温が上昇しやっと春がやってきます。

五感を働かせて行きつ戻りつする春を楽しんでいきましょう。

14日はにじ組のみなさんとわかばかふぇ「こどもかいぎ」。

 

お父さんのことやお母さんのことが一番の話題になりました。

「どうして、人はひつようなの?」「かみさまがよろこぶから」・・・・・。

「どうして歌うの?」「かみさまがよろこぶから」・・・・。

 

話題も子どもたち主導となり、元気のよいみなさんに振り回されてしまった「こどもかいぎ」となりました。

想い出を聞いてみました。「どこでもドアのなかでながらふれあいのもり」はるとくん「メモリーフェスティバルのげき」なのはちゃん、

「おにぎりパーティー」つむぎちゃん、「はろぃんパーティー」こうくん、「どこでもドア」ゆうきくん、

「ニューイヤーパーティーとコマまわしたいかい」るいくん、「しまんちゅうのたから」まほちゃん

得意なことをきいてみました。

「こてきのおおだいこ」はるとくん、「おうちにいっぱいようちゅうがいるよ」なのはちゃん、「なわとび」しおりちゃん、「たいいく、はしるのだいすき」こうくん、「こてk、しんばる」ゆうきくん、「れご」るいくん、「ぶろっくでひとをつくる」まほちゃん

 

15日はほし組の「こどもかいぎ」

 

話をする中で、「ねんちゅうくみのときまでないていた」

泣かなくなったわけは「だいすきなおともだちができたから」とゆいかちゃん。

大好きなおともだちに出会えたゆいかちゃんの楽しそうな様子に、おともだちの力を改めて感じました。

幼稚園の思い出になると、必ず出てくるのが「メモリーフェスティバル」や「ハロウィンパーティー」。

自分ではない人になるワクワク感や扮する喜び、仮装の魅力は幼稚園の忘れられない思い出のようです。

おとなになったら「やさしいおとなになりたい」あんちゃん、思いが伝えられるということは大事なことです。

うんていがとくいなあんちゃん、さかあがりができるようになったふみかちゃん、

はるとくんのいまのむちゅうはこままわしとさっかー、たいがくんもさっかーとののさまがだいすき、

ぷりきゅあごっこがたのしいりおちゃん、ドッジボールがだいすきなりょうたくん、てつぼうをがんばっているゆいかちゃん、

できることがふえて楽しい今をすごしているようです。

「わたしはひとみしりだから」と言いながら元気におしゃべりするりおちゃんですが、

人前で考えたことや思ったことをお話しするのは難しいことです。

わかばかふえを終えて教務課にいるとお手紙を持って来てくれました。

「えんちょうせんせい、わかばかふえたのしかったよ。おはなしできてうれしかったよ。

ようちえんでたのしかったことは、ライジングとリレーとぷろぐらむのしょうかいです。ようちえんはたのしかったです。」

気持ちを伝えてくれて「ありがとう、ふみかちゃん。」

 

16日ゆき組では最後のわかばかふぇです。

順番にお話を聞いていこうとすると、固まってしまったはじめくん、みんなが一生懸命にはじめくんをリラックスしようとする様子に

ふだんのなかよしクラスが目に浮かびました。

3年間の思い出は「げきのねずみこぞう」まなちゃん、「ないとようちえんのおばけやしき」よしのりくん、「ハロウィンパーティー」かんげんくん、「ないとようちえんのはなび」ゆずはちゃん、「ないとようちえんのにんじゃしゅぎょう」まさむねくん「げきのてぶくろ」さなちゃん、

昨日華陽小学校へ入学される保護者の方の集まりがあったそうで、子どもたちの話で知ったのですが、

「ぼうしもらったね、いっしょのしょうがっこうだね、○○君はおひっこしでいなかったね・・・」子どもたちで盛り上がりました。

まるで懐かしい友にあった同窓生同士の会話を聞いているようです。

さて、得意なことを聞いてみました。

「すいみんぐ」まなちゃん、まだだんまりのはじめくんですが、虫好きのはじめくんに虫のことを聞いてみました。すると、

「むしはね、ずかんではみたことあるけど、ほんもののメダマカレハカマキリをみたい」

「ぼくねぇ、おりがみするよ。おりがみずかんをみながら『ちょいむずい』のもおるよ」はじめくん

「ぼくはね、たくさんならっているし、しょうぎもならっているからできないものはないんだよ」とよしのりくん、

「さっかー」とかんげんくん、「てつぼう」とゆずはちゃん、

「おりがみとえ、えはね、めばちのえをかくよ」とまさむねくん、

「めばちってしってるよ、メバチマグロでしょ」はじめくんも調子がでてきたようです。

「えがとくい」さなちゃん、

得意なことがみんなにあるっていいですね。そこで折り紙大好きなはじめくんとまさむねくんに実際におってもらうことになりました。

何度も何度も折線を作って根気よく折る二人の姿は大人顔負けです。

さぁ、できあがりました。

はじめくんは「おりがみずかんをみておるよ、きょうもあさおってきたよ」とおってくれたのは「うみがめ」

折り返すたびに「うみがめらしくなってきた」とおともだちたち、まさむねくんは「かえる」、最後におなかに息を吹きかけて、いきているようなかえるさんになりました。

まさむねくんは「ひこうきをおるのがだいすきで、よくとぶひこうきをじぶんでかんがえておるよ」と話してくれました。

生き物が少ない「ハグモー」にかえるとうみがめが加わりました。

「いよいよあすは、スプリングはぴょうかいだね」というと「うん、がんばるよ。こだいこがどうしてもはやくなるから、はやくならないようにしないとね、それがむつかしいんだよ」子どもたちは見てもらう喜びで意気込みもすごいです。

春から一番大きいクラスになる年中組のみなさんの「がんばれ!」を受けて最後の練習です。

拍手喝采と「じょうず!」が、年中さんみなさんの感想。

 

💞💞 

わかばカフェの中で、私の知らない子どもたちの世界をのぞくことがありますが、

引き出す力、繋げていく力、聴く力不足を感じています。

子どもたちの記憶に残ることも一人ひとり違いますが、

行事での発表が子どもたちの大事な思い出の一つであり、「発表する喜び」、「発表した後の充実感」が

自分の中に成長をみるのかもしれません。

また一つ思い出に加わるスプリング発表会、明日は幼稚園最後のドラムマーチとうたの発表です。

育ち合っている子どもたちに大きなエールを宜しくお願いいたします。」歌の内容にその気持ちのままの子どもたちです。

「6才のうた」を聞かれたら、みなさん、ないちゃいそう・・・。