ののさまこんにちは
れいちゃんとひなのちゃんが「ののさま」にお供えするお花を摘んでお仏壇のところにもってきてくれました。
春のやさしい光のなかで、今日は2月の「ののさま こんにちは」。
子どもたちのたくさんのおまいりとののさまへのお手紙が届きました。
初めての「ののさまこんにちは」からまだ3ヶ月足らずですが、朝の会の「ののさまのうた」に親近感が感じられるようです。
どんどん吸収していく真っ白のマシュマロのようふわふわな心を持った子どもたちです。
子どもたちのお手紙を僭越ながら「ののさま」に代わって読ませていただきました。
読んでいる先から微笑んでしまいます。
お名前の書かれているのも沢山あって、そのお手紙に
成長を感じ「・・・・」感無量になります。
「ののさまにいま、がんばっていることをおしえてください」はなちゃん
「おにくがたくさんたべたいよ、ののさまへ」りおなちゃん
「ようちえんにいっしょういたいです」みのりちゃん
「ようちえんありがとう」げんちゃん
「ののさまへみまもってくれてありがとう」なのはちゃん
「しょうがっこうでともだちいっぱいつくれますように」ゆうとくん
「いいところみていてね」にほちゃん
あなたたちのやさしい心がののさまに届き、あなたたちをずっと見守ってくださいますよ。
「ののさまこんにちは」の時間を持つようになって、私たちも拝むこころや「目に見えないもの」にもそして「あたりまえだと思っている小さな幸せ」にも『ありがとう』と思える気持ちを忘れないで大事にしていきたいと思うようになりました。
「成長」とは必ずしも子どもから大人になることばかりではないですね。子どもたちから教わることも多く、子どもたちのもっている純真な心に触れるたびに心が洗われる思いになります。
「みなさん、ありがとう」
💛「ののさまこんにちは」に合わせてわかば第三幼稚園の園長先生が絵本を持って来てくださいました。
みんなでお参りした後に、読んでいただきました。
「ぴっぽのたび」かえるのぴっぽが大好きな羊さんと一年を旅するお話です。
途中でぴっぽが「もうひとりでだいじょうぶ」とひつじさんを置いてどんどん旅を続け、一人ぼっちに気がついた時にひつじさんの大切さをしみじみ思い必死になって探し出して、3月に再びめぐりあい喜び合うというお話です。
これから「別れ」を経験しなくてはならない年長さんですが、おともだちとたくさんの思い出をつくって、その思い出に満たされ、仲間の喜びを味わう原点となって今後大きくなっていってほしいと思います。
最後に年中さんと年長さんで「わたしとことりとすずと」の大合唱を聴いていただきました。
ののさまのことがおともだちになっていくようなこどもたちの姿に「うれしい」と、
こころの日「ののさまこんにちは」にはいつも駆けつけて、陰からそっと見守っていただいていました。