善光寺さんの赤鬼
💞善光寺さんの赤鬼
今日、年長組の子どもたちが鬼見学に出かけてきました。
車中からの鬼見学では、子どもたちは身を乗り出すようにきょろきょろ、張りぼての造りものとはいえ、わたしたち大人でさえ、時々眼がぴかっと光って怖いものです。
こどもたちが集まるとなんでも楽しい遊びにかえてしまいます。
最初に見た加納桜道ではきばがいのししににているといって「いのししおに」と名づけ、
くびをかしげてマスクをしているおには「ますくおに」
あたまのけのすくないおには「○○おに」とゆかいな命名づくりをして大盛り上がり。
年中組や年少組、ちゅうりっぷのみなさんが
見学前ということで写真の掲載はみんなが終えてから「ようちえんのおしらせ」でご覧ください。
そして最後に訪れたのは伊奈波通りの「善行寺」さんです。
善光寺さんの鬼見学では、23世ご住職の松枝秀乗さんが待っていてくださって
本堂に迎え入れていただきました。
「今日は、これまでで一番多くの方におまいりいただきました。」
子どもたちは何度も順勝寺でおまいりをしているので、靴を脱ぎ、本堂に足を踏み入れた時にも戸惑うことなく
順番に入ってそっと正座で座る姿に感心しました。
「経験していることは子どもたちに確実にちからになっています」。
脱いだ靴も綺麗に揃えて置き、それにも驚きました。
本堂の中は独特の重厚感があり、正面の光り輝くお飾りに圧倒されてしまいましたが、如来さまが扉の中の奥にお祀りされているそうです。
「織田信長公時代に善光寺如来さまがお祀りされていたこの伊奈波の霊地に、信長公の嫡孫の秀信公によって善光寺を建立されました。そして如来さまのご分身をお祀りされています。」
脈々と続いている善光寺の歴史をお話していただきました。
そして、豆まきのお話は
「おにはどこにいるとおもいますか」
「おにはね、みなさんのこころのなかにいるんだよ」
「ひとはいやなことがあると、おこったり、これはおこりんぼうおにが心の中であばれるんだよ」
「おこりたくなるときにおにさんのちからをかりて、ひとにやさしくできるようにかえられるといいですね。
いつもにこにこ・・・」やさしい口調でお話くださいました。
「おにはそと、ふくはうち」
いろいろなおにがみんなのこころに住んでいて、わるいおにをおいだすことだったんだね。
2体の鬼さんは100年前の鬼だそうです。なんだか可愛らしいですね。最後までご住職様に見送っていただきました。ありがとうございました。
幼稚園に帰って子どもたちは早速鬼を思い出しながら絵を描いていました。
💞💞SDGsのとりくみ
SDGsの17の目標の中で12番目の「つくるせきにんとつかうせきにん」のとりくみをはじめました。
「ものをだいじにすることはじぶんをだいじにすることとおなじです。じぶんをだいじにするとともに、おともだちをだいじにすることにつながっていってほしいとおもいます。」
第一号のふみかちゃんありがとう。お家から小さくなったくれよんをもってきてくれました。玄関フロアーのテーブルに暖色系や寒色系と色分けしたそれぞれのカップに入れてくれました。
たくさん集まるのを待ちましょう。たくさんあつめていっしょにあたらしいくれよんをつくろうね。