おさとう先生
いよいよ皆様にご覧いただく「わかばあーとギャラリー」ももうすぐです。
あーとギャラリーでは、4月からこれまでのあーとタイムのおさとう先生や幼稚園の先生と一緒に描いたり、創ったりしたものを展示して、あーとと共におこさんの8か月のあゆみを辿っていただきます。
今日はあーとタイムでご指導いただいている佐藤倫子先生愛称「おさとう先生」のご紹介を交えながら❝あーと❞についてお伝えします。
展示する作品は完成し、作品を見ていただきやすいように工夫をしてみなさんをお迎えしたいと準備を始めています。
お部屋が変わっていく様子を子どもたちは楽しみに見守ってくれています。
「わたしのはここよ」「ぼくのはね~」お部屋を覗くと、見てもらう喜びがこぼれます。
子どもたちは創ったり描いたりした作品は自慢の作品で大好きです。
作品は心の表出です。
ペンやクレパスを持ち始めた頃からグルグルがきでも、形にならなくても、なんでもいいから心をお掃除するように描くことを習慣にするのが大切だとおさとう先生は話されます。
おさとう先生は子どもたちの声に耳を傾けて、気持ちに寄り添ってくださっています。
「小さな点」や「ちょんちょん」のひとつひとつも描いた意味があるのです。
描いた子どもたちの気持ちを代弁者となって楽しそうにお話ししてくださいます。
その時のおさとう先生は、まるで夢見る少女のようです。
子どもたちを想う気持ちが溢れんばかりに伝わってきます。
自由な発想はもちろんのこと、テーマがあわないと感じられた時には直ぐに変更したり、反省されたり、「こんなこと思いついたんだけど、やってみようと思います」と、子どもたちの想像力や発想力を伸ばせるように、止まることなく歩き続けておられるように感じます。
おさとう先生にご指導をいただくようになり、今年で20年弱になります。
アートにかける情熱や活力はずっと変わらないままです。
今でも初めてお目にかかった当時のことが思い出されますが、先生のアートに対する真摯な気持ちに学ぶことも多く感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなおさとう先生のご指導の下、あーとに向き合って創ってきた作品をギャラリーでご覧いただきます。
みなさまに見ていただき、ますます “やった~感” を体感して、「えをかくこと、だ~いすき」になってもらえたら・・・・・
上手下手を意識して、うまくできないと自分で思うことがブレーキになってしまわないようにあーとに向かい、想像力や発想力を自由に広げて欲しいと思います。
日比野克彦氏の言葉を借りて言わせてもらうなら、「いくつになっても描く楽しさを忘れないで持ち続けてほしいと思います。」
子どもたちが ❝あーと” の喜びを知るそんな根っこを育てている「あーとタイム」です。
創作意欲満々のこどもたちをご紹介します。あーとギャラリーの延長線上にあるようです。
💛ラキュウで遊ぶ年長組のこどもたちです。レインボウカメレオンからなんと長い舌が出てくるんです。みんなで本を見ながら創り、創作で作り、おともだちと一緒に作って楽しさも倍増です。
わざわざ見せにきてくれます。
💛手先を器用に使って広告紙を丸める年中組の子どもたち。
「おうちでいっぱいやったから、硬くて細いのができたよ」と、えりちゃん。
めざすは細くて硬いのを作ろうと一生懸命。
廃材で遊ぶのもたのしいね。
💛年少組もブロックが大流行りです。大きなお家や車、こんなに可愛いかんむりもできました。
💞 💞 💞
静岡県裾野市のこども園で起きた暴行事件が端を発して、次々新たな暴行や虐待が報道されています。
耳にする度に不快な気持ちになり、また親御さんの気持ちを思うとやりきれなくなってきます。
みなさまと私たちを結ぶものは信頼無くしては何も生まれません。お預かりしたときの「命を預かる責任とあたたかい心を育む人や環境である幼稚園」を胸に、みなさまと結ぶ絆をこれからもかけがえのないものとしてまいりますので、宜しくお願いいたします。