まなびの場
💞500円玉
「すなばにおちていました」と500円玉を拾って届けてくれました。
「ありがとう。」
「ようちえんのちょきんばこにいれておくね。」と、急遽架空の貯金箱を大義名分にして、私の机に置いてその場を少し離れました。
それからの子どもたちのやりとりです。
「ぼく、この500円もらおっかな」「だめだよ」
「でも、ここにおいておくのもちがうんじゃない?」
「おかねになまえはかけないし」「もしかいたらつかえんくなるし」
「なるほど」と思いながら、しばらくその様子を見ていましたが、
子どもたちは500円玉を残したまま出ていきました。
安直に解決したことを反省しました。
折角の学びの場を残念なことにしました。
先日年中組の子どもたちがお世話になった交番に届けるべきだったのか・・・・幼稚園の敷地内の砂場のことであり、もっと大金ならば、どうする・・・?
考え始めると新たな❝たらねば❞が生まれてきます。
普段の生活に学ぶことが一番の教材であることを子どもたちが教えてくれました。
💞お米つくりも最終
手作業が続くおこめ作りを体験しながら「て」でやることに昔の人たちの苦労を子どもたちは感じてくれています。
今は、「もみがらはずし」です。
朝や帰りの時間で、うちわで手加減した風であおりもみがらを飛ばすのです。
ぱぁっと散らばったもみがらからこぼれるおこめのひと粒の貴重なこと。
本当のお米になるまでは先のことで、年を越しそうです。
最終段階の精米はJAぎふの厚見農協さんのところへ持って行って機械を借りて行う予定です。
真っ白なお米ができるまで、苦労をした分楽しみが膨れます。
💞子ども放送局
今日の放送当番はまさむね君、
今日と明日は合同保育の為に、年少さんを前にして「歓喜の歌」の作曲者、曲名の全てしっかり放送してくれました。
💞お餅つき
今年は、年長組の子どもたちがついたお餅に紅白の色付けをして「マイ花もち」を作ることにしました。そこで、今日、加納城址に枝ぶりのよい自分の一本を取りに出かけました。
つるとえだの区別がつかなかったり、長さはうでとくらべて「これなら・・だいじょうぶ」と、思い思いの枝を探してにぎやかな枝取りになりました。
子どもたちの手作りの花もちが迎春に花を添えてくれることと思います。
楽しみにしていてください。