褒めることの素晴らしさ
一昨日のメモリーフェスティバルで楽しい思い出がいっぱいできました。
頑張って発表した子どもたちをお家でも褒めて頂けたことと思います。
行事を終えるたびに皆様に支えられている、ご理解をいただいていることに感謝の気持ちでいっぱいになります。
また、巌后会長さまの開会のご挨拶に、ご自身が若葉第二幼稚園を卒園され
その当時は発表会が岐阜市民会館で行われていたことや年少の時、年中の時、年長の時のことをはっきり覚えておられて一つ一つ演目名を言われました。
そして今でもその時のことを思い出すと心が温かくなるとお話くださいました。
○○年前の記憶に嬉しいと感じながら気の引き締まる思いで聞かせていただきました。
会長様以外にも親子2代に亘って入園していただいている方がいらっしゃいます。
その気持ちがありがたくその期待に応えていきたいと思います。
今日はみんなの発表を褒め合い、楽しみにしていたお土産をお渡ししました。
そして支えてくれた目印になるラインをにじ組とすみれ組のみなさんが丁寧に外してくれました。
ありがとう・・・
※ メモリーフェスティバルに出られなかった方もありとても残念でなりません。
そのクラスは、改めて幼稚園で発表会をしたいと考えておりますので宜しくお願いたします。
図らずもこんな記事が新聞に掲載されました。
💛 両親の「上手だね」原点
小学館から発行されている「おしゃれ手帖」「ギャラクシー銀座」の作家長尾謙一郎さんが漫画家になるきっかけとなったご両親の「褒めて育てよう」を長尾さんの述懐でご紹介します。
「物心つく前から、絵を描くことが好きでした。裏面が白い新聞の折り込みチラシを探しては、
車や犬を描いていました。
父と母は「じょうずだね」と褒めてくれて、白いチラシを見つけるととっておいてくれました。
それが漫画家としての原点だったと思います。
『なんのとりえも見当たらなかったので、子どものうちは褒めようと思った』と、
10年ほど前に初めて両親から聞かれたそうです。
勉強も運動も得意ではなかったのですが、褒められたことを真に受けて育ちました。」
子どもが自分の好きなものを見つけて、熱中できるものがあることはねがいです。
そして、一番伸びるのは熱中しているときです。
自分のやりたいことや楽しいと思うことに没頭しているときです。
運動でも遊びでも熱中できることを見つけて欲しい、それが実を結ばなくても子ども時代に夢中になれるものがあって育つことはどんなに幸せなことでしょう。
レゴブロックで夢中になって遊ぶ姿や虫を追いかけている姿や幼稚園のハグモが大好きな子、
幼稚園にはそれぞれ違った「夢中」や「得意」を持っている子が集まっています。
おともだちに触発され、自分にはない夢中に気づく子もいます。
おともだちの凄いところを見つけ、自分にはないものに気づいたり・・・。
個性ある子どもたちに出会える、それが幼稚園のいいところだと思っています。
今回の年長組の歌の発表に今年「沖縄日本復帰50年」を記念して、沖縄の歌を歌うことになりました。
音域も広く抑揚に独特な節があり、難しい曲でしたが、
初めて流した歌につき組のだいちゃんが、「ぼく、これだいすき!」と言って
おともだちに「これうたおうよ!」と誘ってくれたそうです。
本番には心を込めて2フレーズをソロで歌ってくれました。
だいちゃんをはじめとして他のクラスも歌の大好きな子が緊張の中をソロで立派に務めてくれました。
私たちは幸せなことにいろいろな個性を持った子どもたちと向き合っています。
夢中になれる子どもたちの気持ちに寄り添って大事に育てていきたいと思っています。
そして門戸を広げていろいろな楽しいことがあることを伝えていきたいと思っています。