たのもしいな、みんな。
幼稚園には子どもたちの発表の場がいくつもあります。
普段の生活をご覧いただく参観、課内レッスンの参観、「わかばオリンピック」、「アートギャラリー」そしてもうすぐ迎える「メモリーフェスティバル」。
参観は子どもたちの日頃の幼稚園での姿をご覧いただくものですが、「オリンピック」や「メモリーフェスティバル」や12月予定の「アートギャラリー」はそれに向けてテーマを決めて取り組みます。
特にオリンピックやメモリーフェスティバルは日常生活に生まれる経験や体験を土台にしておともだちの繋がりから育まれた信頼関係があるからこそできる取り組みです。
その中で「メモリーフェスティバル」は表現が中心になります。
表現が生まれるためには、何より表現したいという気持ちがなくてはできません。
表現には
絵で表現する、言葉で表現する、身体で表現する、音楽で表現する全てが含まれています。
表現は子どもの内面に蓄えた感性を十分に耕すことが子どもの豊かな表現になっていくと言われています。
自分の気持ちを言葉で伝えることが難しいちゅうりっぷさんや年少さんもみんなで表現の発表をしてくれます。
子どもたちが一緒に花の絵を描いたとしても、同じ花の絵はありません。
一人ひとりの個性や感性が絵にあらわれます。
絵を描きたい、歌を歌いたい、身体で表現したいという思いが集まって、「メモリーフェスティバル」をみんなで取り組んできました。
その中で
幼稚園には楽しんで登園してくれているのですが、「はずかしいからおどらない!」という子がいます。衣装に着替えてもかたくなに扉を閉じたまま、誘っても参加しようとはしません。
もしかするとおともだちが演じている姿に自分を重ね合わせているのかもしれないと思うようになりました。
おともだちが演じている様子をじっと見つめる彼女の姿を大事にしたいと思うようになりました。
そして来年を待つことにしました。
また、急にお休みしなければならなくなった子もいます。
これまで一生懸命に取り組んできた姿を見ているだけに残念でたまりませんが、発表が目的ではなく、歩んできた過程が大事であり、最後の締めくくりに参加ができなくともみんなで取り組んできたことが心に残っていくことと思います。
また、その代役を買って出てくれる子、ずっと見てきたからこそできるのでしょう。
この取り組みを通して育まれた団結力や協調性はクラスの宝となってこれからも新たな力になっていくことと思います。
今日、年中組と年長組の子どもたちがホールでたくさんのお客さんの前で最後の発表をしました。
表現があまり得意ではない子や引っ込み思案な子のこれまでが思い出され、自信をもって演じる姿に担任の先生はもちろんのこと私も胸が震えました。
保護者のみなさまより一足早く感慨無量を味わいました。
あとは明後日の発表をまつばかり・・・。
「みなさんの力にまかせましたよ、みなさんでこころをあわせてせいいっぱい発表してください・・・・。」
そして「思い出を作ってください・・・・。」「ひょうげんする喜びをたのしんてください。」
舞台からそれぞれのクラスの風や力強い風が吹き、パパやママやご家族のみなさまをあたたかくしてくれることでしょう。
「ぼくもわたしもこんなにおおきくなったよ・・・・・みててね。がんばるよ!」
💞ワンショットのごしょうかい💞
👪のことをあたまにおもいだしてえがいたかぞくのえ、とういくん
「せんせいみて」にこにこがおのおうちのひとがせいぞろいしたね まなちゃん
おねえちゃんがだいすきなかずくん
最後に裏方さんです。
ミシンの音が聞こえてくると、子どもたちが「これ、わたしの?」と、とっても楽しみにしてくれました。
💞今どきの ようちえん・ファッション💞
レイヤードルックはすぐれものです。
夏シャツ・夏ズボンは名前の通りに夏だけのものでしたが、今も子どもたちが夏シャツ・夏ズボンを着用しています。
半袖の下から長袖のシャツ、半ズボンの下からスパッツや長ズボン、動きやすくしかも違和感もなくとっても可愛いです。衣替えがなくなりそうです。