絵本「かわいそうなぞう」
戦後77年が経ちました。
「もう二度と作らないでわたしたち被爆者を」。
毎年長崎市の平和記念式典で、歌声を披露してきた被爆者の合唱団「ひまわり」。
核廃絶への思いを「平和への祈りを世界中に届けたい」、胸にひまわりのコサージュをつけて歌い継いできました。
式典での合唱はコロナウイルスで3年ぶり、そして団員の減少と高齢化で今年が最後の合唱でした。
戦争体験者がだんだん少なくなりこれからどう伝えていったらいいのでしょう。大きな問題です。
終戦記念日の8月15日は丁度夏休みの真っ只中です。
ですが、なんとか終戦のお話をしたいと思い、今日「かわいそうなぞう」の絵本を読みました。
この絵本を読もうと決めてからも、子どもたちに残酷すぎないかなど、迷いましたが、読むことに決めました。
みなさまもご存知だと思いますが、東京の上野動物園に本当にあったお話です。
長いお話ですが、ずっと静かに聴いてくれた子どもたちです。
空気のように、あって当たり前に思う「平和」ですが、ロシアの侵攻ニュースなどに映し出されたその悲惨な実態や尊い命が奪われている事実に、「平和」な中で生きていることへの感謝の気持ちを大事にしたいと思います。
順勝寺で平和の鐘を鳴らす「平和への祈り」を含め、私たちに伝えられる
「平和」は、おともだちと仲良く暮らしていくことや、おともだちの違った考えも聞こうとする心を持つこと、色々な考えや気持ちをもったおともだちとも仲良くしよう、これからも身近なことで伝えていきたいと思います。
読み終えて感想を聞いてみました。
『かわいそう・・・・』と言ったことはちゃんとだいちゃん
『なきそうになりました・・・』と言ったこうちゃん、心に沁みました。
私も泣いてしまいました。
❤ おねがい ❤
シャツをズボンの中に入れることにより、熱が体内にこもり体温が2度上がるそうです。熱中症で一番心配なことは熱がこもることです。
今日からシャツや下着をズボンから出して生活をすることにしました。
そのような配慮でのことですので、お家の方でもご協力をお願いします。
お話した先からきちんとズボンの中に入れてしまう子もありますが、まだまだ暑い日が続きます。
そしてオリンピック前で運動量も多くなっています。気をつけていきますので宜しくお願いいたします。