年長 お米プロジェクト精米編
1月23日 年長組のこどもたちがJAぎふ厚見支店さんに出掛けました。みんながせっせと籾摺りをして籾殻を団扇で吹き飛ばした玄米。棒でトントンして頑張っていましたが、なかなか精米とまでいきませんでした。そこで米作りのプロのJAの辻さんと土田さんに精米をしていただくことになりました。
幼稚園で収穫したお米です。初めてお米作りに挑んだ昨年度は1.5ℓのペットボトル1本分の収穫量でしたが、今年はなんと2本分で2倍の量になりました。土づくりもJAの方に手伝っていただいたおかげで粒も大きく、中身がしっかり詰まった実になりました。
「籾から籾殻を取ったものを玄米っていうんだよ!」
「玄米をこの機械に入れると、中を通って糠を取ってきれいにしてくれるんだよ。」と精米機に玄米を入れて見せてくださいました。
玄米はどうなふうになるのかな?興味津々のこどもたち。 精米の種類は標準、上白、クリーン白米の3種類が選べます。クリーン白米はお米を洗う回数が少なくていいんだよと教えていただきました。
スイッチを押すと、機械が音を立てて動き出しました。「音をよく聞いていてね。音が変わったら出てくるよ。」
お米が機械の中から出てくるのを楽しみに待っている子どもたち。「あっ!音が変わったよ!もう出てくる!」「でてきたよ!お米のシャワーみたい!」「白くなってる!」と感激していました。
土田さんはこどもたちに分かりやすいように精米する前の玄米と精米後の白米の両方を見せてくださいました。
比べっこしてみてね。
「こっちの茶色いのが玄米」「機械から出てきた方は真っ白だよ。」「白いお米はお家にあるお米と同じだよ。」
今度はいよいよみんなが作ったお米を精米するよ。
出てきた!お米のシャワー
昔はお酒の瓶に入れて棒でトントンついていたそう。年長さんもペットボトルに入れて棒でトントン精米の作業を経験したからこそしみじみ感じたね。
「今は機械であっという間にできてすごいね!」
JAぎふ厚見支店の辻さん、土田さん、土づくりや田植えから、鳥よけ、精米に至るまでいろいろご指導くださいましてありがとうございました。
園児全員でおにぎりを食べられるようにと30kgの新米までプレゼントしてくださいました。
何から何までお世話になり本当にありがとうございます。
辻さん、土田さんにありがとうの気持ちをいっぱい込めて手を振ってお別れしました。
またまたお米のふしぎ発見をしたこどもたち。とてもいい顔をしていたね。
幼稚園に戻った子どもたちは精米したてのお米を観察しました。
茶色だったのがこんなに真っ白になったね。匂いはどうかな?クンクンクン お米のにおーい!
あったかーい!精米するとこんなにもあったかいんだね。
6月から始まったお米プロジェクト。いろいろな行程を経てようやく精米できました。
長い長い道のりだったね。
あとはおにぎりパーティーを待つだけだね。どんな味がするかとても楽しみですね。
予告で~す。2月6日年長組の子どもたちがJA農協でいただいた30キロのお米を研いで、その翌日お米を炊いてみんなで「おにぎりパーティー」。