鬼見学👹
今週は年次毎にバスで鬼見学に出掛けました。どんな鬼に会えるかどきどきわくわくしながら車窓風景を見ていました。
加納桜道の交差点では牙を生やした鬼が目をピカピカさせて行き交う車を見下ろしています。
鬼を見つけると、「鬼いたいた!」と思わず嬉しくなる子、「鬼怖い!」と見るなりすぐに隠れてしまう子、フリーズしてしまう子などなど子どもたちの反応はさまざまです。襷に書いてある字を「ゆっくりはしろう!」と一時ずつ読んでいる子もいました。さすが年長さん。今度は髪の毛がない鬼が笑みを浮かべているよ。なんだかとても不気味な感じです。
神田町通りをどんどん北に進んで行くと、今度はマスクをした鬼⁉
先程まで商店街商店街♫とワクワクしていた年少組さんでしたが・・・年中さんは「あの鬼スカートはいているから女の子の鬼だね。かわいいね!」と笑顔のこどもたち。
「これで3人目だよ。」と指で数を数えて教えてくれる子もいました。伊奈波神社に到着。年長の子どもたちは大きな鳥居をくぐり本殿まで向かいました。
1段1段しっかり踏みしめて階段を上っていきましたよ。外遊びやマラソンをして体力づくりをしているこどもたちは急な階段もへっちゃらです。大きな大きな門をくぐると本殿です。みんなでお参りをしました。何をお願いしたのかな?
ぼくたちこんな高い所まで登って来たんだね。
まあるい橋があるよ。そしていよいよ善光寺の鬼さんとご対面!筋肉隆々で福耳のおしゃれな鬼さんです。腹筋も見事に割れています。
鬼さん、まさにそんな感じ!金棒を持つ手に力が入っているね!
年長の子どもたちも鬼の前ではとても神妙な顔をしていたよ。「大きな足!」「足の爪も尖っていて強そう!」今日のぼくのマスク、鬼のパンツと一緒の模様だよ。
特別に本堂におじゃまし、善光寺のご住職の松枝秀乗さんにお話を聞かせていただきました。年長さん、年中さんと年齢に合った話をしていただきました。園長先生の1月23日のホームページで年長組さんの様子をご覧ください。
「おにさんが嫌いなものは豆の他ににこにこした顔だよ。人に嫌な思いをさせると鬼は怒った顔が大好きなので寄ってくるよ。でもみんながいつも仲良くしてにこにこしてい近付いて来ないよ。」とご住職の松枝さんが教えてくださいました。
年中組のこどもたちも正座をしてお話をよく聞いてきました。
「なもあみだぶつ なもあみだぶつ なもあみだぶつ」手を合わせてお参りしました。ののさまとどんな話をしたのかな?
代表の友達が「鬼のお話をしてくださってありがとうございました。」とお礼の手紙を渡しました。
お寺に一休さんの姿をしたペッパー君。忙しい時は案内役をしてくれているんだよ。住職さんの甥子さんはプログラミングが得意で表彰されたそうです。コロナでシリコンバレーに行けなかった代わりにペッパー君が来てくれたんだって。
優しいお人柄のご住職さんとハイタッチしてお別れしました。
こどもたちにわかりやすくお話しいただいてどうもありがとうございました。
あきこ先生が素敵な天井画を見つけましたよ。明治時代に作られた赤鬼と青鬼。
いつもは元気いっぱいのありす組さんも鬼の前を通る時は神妙な面持ちでした。
「鬼を追い出すのではなく鬼の強い力を人に優しくできる力に変えるといいよ。」と年長さんにご住職さんが話された通り、こちらの善光寺の鬼さんが持っているのは金棒ではなく、みんなの願いが叶う棒。「家族揃って健康で安全に暮らせますように!」「学業が成就しますように!」などなどたくさんの願い事が書かれていました。1月25日に年少さんが訪れた時は雪景色でした。
鬼さんを目の前にした年少さん。怖くて見れないよぉ・・・
友達の手をお互いぎゅっと握っていたね。
鬼さんが怖くてさき先生にくっついていたね。「大丈夫だよ。この鬼さんは願い事を叶えてくれるんだよ。一緒にお願いしようね。」「うん、鬼さんに食べられませんように!」もう大丈夫だね😊
帰りのバスで「鬼さんは願い事を叶えてくれるからののさまみたいだね。」とこすもす組のこどもたちがさき先生に話していました。おまいりする気持ちが、子どもたちの心にしっかり根付いているようで、うれしいですね。
さて、幼稚園にはどんな鬼さんが来るのかな?節分の日が楽しみですね。