幼稚園からのお知らせ

『どこでもドア』 まなぶ編 

2022.06.22

6月17日年中組さん、20日には年長組さんが『どこでもドア」に出掛けました。

バスに乗って40分くらい行くと、清穂会(せいすいかい)というところに着きました。

なかなか見せていただくことは難しいそうなんですが、今回特別におじゃまさせていただきました。事前より西尾様始め職員の方に念入りに企画を練っていただきありがとうございます。それではよろしくおねがいします。

ここはどんなところかな?どきどきわくわく🎵今までの『どこでもドア』とはなんだか様子が違うね。

ホールに入ると笑顔の素敵なおねえさんと、ようこそ!と我が園のシンボルマークが入ったスクリーンで歓迎していただきました。「わかばようちえんってかいてあるよ!」とこどもたちもテンションが上がります。

「あっ!ドラえもんのどこでもドアだ!」ガチャッとドアが開くと・・・

バナナが出てきましたよ。こどもたちのためにどこでもドアの演出まで考えてくださってとても感激しました。
「みんなバナナ好き?今日はこのバナナについてみんなに知ってもらいたいです。」とおねえさん。

早速ですがクイズ第一問

私たちがスーパーなどで見かけるバナナはフィリピン産、エクアドル産、メキシコ産です。

第二問

✕だと思うおともだち? バナナは果物だよっていうおともだちがほとんどですね。

バナナは野菜だと思う人!年中さんは一人かな?

年長組さん 「スイカも野菜だからバナナも野菜だと思うな!」と理由も話し、自信満々に手を挙げているおともだち。

バナナは野菜なんですって!びっくりしたね。

この他にもバナナの秘密をたくさん教えてもらいましたよ!

バナナはおいしい実だけではなく、葉っぱや茎、皮でできていますが、どれもみな無駄なく有効利用されるそうです。

葉っぱや茎から何ができるかな?バナナの茎や葉っぱからできた紙を触らせていただきました。

「ぼこぼこしてるよ。」「真っ白じゃないね。」「茶色や緑のつぶつぶがついているよ。」

「硬いよ。」そうだね。分厚くてしっかりした紙でしたよ。東山動植物園のイケメンゴリラで知られるシャバーニ君(ニシローランドゴリラ)は、ここのバナナのくきや葉っぱを食べています。手でバリバリっと力強くちぎって食べる様子を映像で見せていただきました。今度東山動植物園へお出かけの際には、シャバーニ君が岐阜で育ったバナナの茎や葉を食べていることにもご注目くださいね。

バナナの葉っぱと背比べしたよ!

あきこ先生と同じくらいかな?

お話を聞いて質問をしてくれたおともだちがいましたよ。なぜかな?どうしてかな?と感じられるのがすごいね。

年中組のこうちゃん 「どうやって、バナナの皮ができるのですか?」

ちょっぴり難しい質問におねえさんたちも「うーん、わからないです」と。

園長先生「ここのバナナの皮は食べられますか?」

「はい、食べられます。外国のバナナは農薬がたくさん使ってあるから、体に良くなく食べられません。こちらで作っているバナナの皮が食べることができるのはなぜかわかりますか?」

とこどもたちに尋ねると、こうちゃんが「農薬を使ってないから!」と元気よく答えました。

「そう、当たりです。だから安心して皮まで食べられますよ!」

 

年長組のやまとくん「バナナは種がありますか?」 

答え 「今は種がないけど名残があります。輪切りにした時の黒い点々です。今は里芋のようなものを植えます。」

 

楽しくわかりやすく教えてくれたおねえさんに挨拶をしようとしたら、あれ?あれれ?

おねえさんがいなくなっちゃった⁉

 

 

おねえさんに改めて「ありがとうございました。」とご挨拶して、今度は実際にバナナがどのようにしてなっているのか見に行ってみよう!!

映像で詳しく教えてもらって、「バナナ見てみたい!」の気持ちが大きくなったこどもたち。足取りも軽やかにどきどきわくわく🎵

建物の隣には大きな大きな温室が広がっていました。「あっ!バナナ見ーつけた!」「バナナって黄色じゃないの⁈」

どこでもドアをくぐると・・・

そこは別世界!大きな葉っぱが生い茂りまるで南の島に来たみたい!!

「すごい!バナナってこんなにたくさんなるんだね!」初めて見るバナナの木の迫力に圧倒されるこどもたち。「これで150本ぐらいのバナナがなっているよ。さっきの映像で外国の人はこの房を担いでいたけど、収穫の時には細長いナイフをバナナの隙間にいれて切っていくんだよ。」

「この赤いのが“ほう”っていうんだよ。」「ほーう」とダジャレを言って笑わせてくれる子もいました。「バナナの下のところについているんだよ。黄色いお花の上のところにはバナナの赤ちゃんがついているね。」

ほうを包丁で縦半分に切って見せてくださいました。「バナナの赤ちゃんがたくさん並んでるよ。」

「バナナを切ってみると、点々がみえるでしょ。これが種の名残なんだよ。昔はバナナに小豆ぐらいの硬い種が入っていたんだよ。」

「私このバナナがいい!」「ここのバナナ大きいね。」「いつも食べているバナナより太くてずっしりしてる。」落とさないようそうっと大事に持って記念撮影をしました。

年長組さん バナナのお話を聞かせていただいたところに、バナナジュースを作って持ってきてくださいました。

「いただきます!」バナナジュースのお味はいかがですか?


「おいしいよ!」30度の暑い温室でいただく冷たーいバナナジュース最高でした!
お口に付いたバナナジュースをペロリ!Yummy!「ももみたいな味がするよ!」毎日バナナジュースを飲んでいるよというおともだちも「このジュースお家で飲むのよりおいしい!味が違う!!」と大絶賛でした。「クリームみたい!あまくておいしい!」バナナミルクのおひげが似合ってるね。「おいしかった!もっと飲みたいな」となかなか空のコップを手放せないでいる子もいました。

「こかぶちゃんだ!」葉っぱもまだ黄緑で小さいね。ぼくたちの方が大きいよ!大きくなってバナナがたくさんできるといいね!バナナをよく観察しながら歩いていたね。このバナナは赤いほうがついているね。

「ダンゴムシがいるよ!」虫好きさんはどこに行っても虫アンテナがピピピ!おにいさんが「それはワラジムシだよ。だんごむしの仲間だよ。バナナのくきが腐って落ちたものをワラジムシが食べてくれるんだよ。」と教えてくださいました。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感のすべてを使ってバナナの不思議発見をしたね。

「たくさんバナナの秘密を教えていただいてありがとうございました。」とお礼のプレゼントをしました。

年長組のこどもたちが作った壁掛けです。

年中組のこどもたちからも、ぼくわたしのお顔が並んだ作品をプレゼントしました。

清穂会のみなさん、事前よりいろいろご準備していただき、またこどもたちに丁寧にわかりやすくお話しいただいて本当にありがとうございました。

初めていただいた岐阜産のとびっきりおいしいバナナのジュースの味も忘れません。本当にありがとうございました。

『SDGsどこでもドア』 まなぶ編は幼稚園でも活動が続きます。また後日お知らせしますね。