年長組☆どこでもドア
5月20日 年長組『どこでもドア』の日です。「どこにいくのかな?」こどもたちもどきどきわくわくそわそわ。バスに乗ってどこに行くかは到着してからのお楽しみ!
長良橋を渡って北へ北へどんどん来たよ。淡いピンクのハナミズキが咲いていました。私の家では4月中旬に咲いていたので山は1カ月ほど遅めの春です。
「ねえ、見て!秋には真っ赤な紅葉がきれいな緑色しているね。」3月に来た時は葉っぱが落ちて寂しかった木々が緑でいっぱいです。見ているだけで心も身体も癒されます。薄暗いスギ林のトンネルでは、「おばけが出そうだね。」と話していたこどもたちですが、トンネルをぬけて明るくなるといつもの元気が出てきたよ。
ジャリッジャリッズリッ。うきうきわくわくどんなことも楽しくなってくるね♪
足元には小さなお花も咲いているよ。かわいらしいね。
百々峰のふもとにある『ながらふれあいの森薬草の広場』に到着です。
「好きなことを見つけて思いっきり遊ぼうね!」みほ先生とこの広場から外へ行かないことと蜂やムカデ、背中の赤い蜘蛛には絶対触らないことを約束して早速あそび開始です。なめくじみたいなのが木にいっぱいくっついていたよ。
よいしょよいしょと背丈より長い枝を運びます。「重くてもへっちゃらだよ。」
「これなあに?」と不思議そう。「数珠玉っていうんだよ。最近ではあまり見かけないね。先生の小さい頃水路端でよく見つけたよ。たくさん集めて、真ん中の芯を抜いて糸を通してブレスレットを作ったよ。」「へー、もっとたくさん探してみよっと。」と駆けていきました。やすこ先生たちはクローバー探しに夢中だよ。あちらこちらで木の枝を運んでいますよ。「どっちにいこうかな?」「ぼくはここまでのぼれたよ。」「やっと見つけたよ。四つ葉のクローバー見つけるといいことあるんだよ。」
「てんとう虫見つけたよ!てくてく歩いているよ。かわいいー。」
ゆきぐみさん、みんなで協力して家を作っているよ。もっとこっちがいいんじゃない?試行錯誤しながらここまで来たよ。
「葉っぱで飾りをつけよう!」「いいね!とってもおしゃれだね!」
女の子たちが松井先生を囲んでいます。シロツメクサで何作っているのかな?
「松井先生、これもどうぞ!」「ありがとう!」シロツメクサを摘んではせっせと運んできてくれました。
早くできあがるといいね。
ちょっとぐらぐらするかな?
お花のかんむり作ってもらえてとってもうれしいね。よく似合っているよ。小さなお豆がたくさんあったよ。
「白い虫見つけた!幼稚園に帰ったら、何の虫か調べてみよっと。」
木のトゲをなくそうと枝を何度も擦り付けていたよ。そら組さんのツリーハウスのできあがり!さすが虫捕り名人。右手にカナヘビ、左手にとんぼ。ちょっと触らせて!
「今日は どこでもドア なかったね。」としゅん君。「ほら、ここにあるよ!」とまきこ先生が答えると、「えっ?」きょろきょろ「本当だ!ガチャ」っと言ってどこでもドアを開けていたね。「みんなの心の中にいつもどこでもドアはあるんだよ。」会話のキャッチボールがとっても楽しかったよ。白いお花に赤いいちご。私たちかわいいもの大好き。大きな橋ができてきたよ。つかまえれたかな?
木登りだいすき!ゆらゆらゆらしたり、ぶらさがったり。ちょっぴりこわくてしがみついている子もいましたよ。
ミミズ見つけたよ!みんなで作ったおうちをもっともっとすてきにしたいな。
子どもたちの大好きなドラえもんのひみつのとびら とびらを開けると、とびらの先は・・・。
あそぶ編・・・・・公園のように遊べる遊具の整備をしていない場所、例えば長良ふれあいの森のような四季折々の自然がいっぱいのところに出かけます。遊具などないところに身をおいて自分で遊びを見つけられることを目途にしています。
まなぶ編・・・・・社会見学や見聞を広げることを目途にしています。
今年は「どこでもドア!」を「あそぶ編」と「まなぶ編」に分けて出かけていく予定です。
今回はあそぶ編「ながらふれあいの森」
鳥の鳴き声や川のせせらぎを👀と👂と❤に感じ大地の大きさを確かめたり・・・感じることや興味を持つことがらは子どもたちそれぞれに違います。
遊具のないところで何をしていいのか?戸惑い苦手な子もいますが、おともだちや先生に誘われて少しずつ活動できるようになってきています。誰だって苦手なことがありますが、自然の中で遊ぶ楽しさを伝えていきたいと思っています。
自ら遊びを見つけて遊ぶ力は自主性を養っていきます。ワクワク・ドキドキが子どもたちの自主性の芽を育ててくれます。
次回は6月、これまでみんなが行ったことのない場所 まなぶ編「 ○○見学とSDG’sの学習 」に出かける計画をしています。
○○見学はヒミツ! 楽しみにしていてください。
ゆきくみさんの一人ひとりのお顔に浮かぶは満足気、楽しかった気持ちが伝わってきます。