幼稚園からのお知らせ

年長組 お芋の苗植えしたよ!

2022.05.17

5月16日 年長組のこどもたちがバスに乗って、北一色にあるいも農園に出かけました。水の入ったペットボトルを抱えてきましたよ。「これは、なあに?」「農園の方に貸していただいた秘密の道具だよ!どうやって使うかは後のお楽しみね!」

今年もうすいクラブの皆様が畑を耕し畝を作りマルチを張って準備してくださいました。温かく迎えていただき嬉しく思います
「おはようございます。お願いします。」と元気に挨拶できる子もたくさんいました。

「これ、おうちにあるけどお料理で使うよね。」とちょっと不思議そう。

「ぼく年中の時、ここにお芋掘りに来たよ。」そうだったね。年長さんになったらぼくたちがおいもの苗を植えるよっと楽しみにしていたね。いよいよその日が来たよ。

「お芋の苗は最初はこんなひょろっとしているんだね。」とそうっと撫でてみる子もいました。

苗をよく見てみると・・・「太い茎がおいもの色と一緒だね。」

女の子たちが突然「きゃー!」と声を上げました。農園の方がにこにこしながら、「蜘蛛だよ。かわいいみんなに会いに来たんだよ。そんなに驚かなくても大丈夫。」と声をかけてくださいました。

「うすいクラブの方においもの苗の植え方を教えていただきますよ。」「お願いします。」と元気に挨拶しました。

苗の植え方を教えていただき早速初めてみたよ。ここでついに秘密の道具の登場です。マルチの穴の開いたところに差して少し斜めに倒すよ。

できたトンネルに苗を入れるよ。苗を傷つけないように秘密道具をそうっと抜いていたね。みんなの優しい気持ちが伝わって来たよ。 土のお布団をかけてあげたね。苗がグラグラしないようにマルチの上から土のお布団をギュっギュッと押してあげたよ。農園のうすいクラブの方に丁寧に教えていただきました。「おいもの苗植えられたね。おいもってどこになるんだろうね?この黒いマルチの上かな下かな?」「うーん、どっちかな?」
「これからこのおいもの苗がどのように大きくなっていくのかみんなで見ていこうね。」1人3本の苗を植えました。だんだんコツを掴んできたところで終わってしまい、「楽しくなってきたからもっと植えたかったな!」と話していた子もいました。

植えた苗にお水をあげました。お水を穴の所に入れるのはちょっと難しかったね。

穴の中にペットボトルの口を突っ込んで豪快にあげる子もいましたよ。お水のあげ方ひとつ取ってもその子の個性が出ておもしろいですね。「おいもの苗、お水をごくごく飲んでいるよ。大きくなってね。」

自分で植えた苗に愛着がわくね。

「今日はおいもの苗植えを教えていただきありがとうございました。植えて1週間は毎日お水をあげるそうです。おいもが育つように水やりや草取りなどのお世話をうすいクラブの皆さんにお願いします。」とみほ先生が話しました。続いてこどもたちが「お願いします。」と挨拶すると「まかせとけ!」と力強い言葉が返ってきました。

「大きくなあれ 大きくなあれ」「おいしくなあれ おいしくなあれ」 

うすいクラブのみなさんと植えた苗に、「また来るね!ばいばい!」と手を振るこどもたち。

うすいクラブの皆さんに見送っていただき農園を後にしました。どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

幼稚園に帰ってきて、早速苗植えの様子を描いていたよ。「葉っぱはこんな形だったよ。」 ペットボトルでたくさん水やりをしたよ。

「みてみて!」体験したことをこどもたちが感じたまま表現しました。『おいしいおいもができるといいな!』のみんなの願いがよく伝わってくるね!

昨秋の芋掘り、POTETOパーティーで「年長さんでもやりたい!」「年長さんになったら苗も自分で植えるんだよ!」と心待ちにしていたこどもたちが、ついに苗植えを経験しました。
一つ大きくなった喜びを実感するとともに、収穫の秋が早くも待ち遠しいこどもたちです。
水やりをしたり様子を観察したりしておいもの成長をみんなで見守っていきましょうね。