生きる力の育ち
先週の金曜日から外あそびにやっとマスクを外して遊べるようになりました。
一人ひとりのお顔を見て確かめられるのは、なんとも言えない喜びです。
「できる」「できない」がはっきり分かる鉄棒や雲梯
鉄棒には補助板を使って何度も逆上がりに挑戦する子どもたちがいます。
列に並ぶ中に逞しい年中さんもいます。「ガンバレ!」
自分からやろうとする気持ち、できるようになったよろこび、
「できたね、やった~」色々なことに挑戦しようとする大きな後押しになります。
暑くなりましたね。夏を感じる今日、年少組のみなさんのお部屋を一緒に覗いてみませんか。
水遊びが大好きな子どもたちが「あそぼっと」で金魚すくいをしてあそびましたよ。
足だけのあそびからボチャ~ンと、楽しそうなひまわりのみなさんです。
片栗粉に絵の具を混ぜて、気持ちの良い絵の具ができましたね。もくもくと熱中するすみれさんです。
「やっつけよう」とかごをめがけて、コントロールも上手くなってたのしいね、ゆりくみさんです。
大型絵本でだいすきなせんせいが・・・絵本から飛び出すシーンに動きだしたすずらんさんです。
シャボン玉を追いかけるたんぽぽさんもうれしそうです。
後日おたのしみにしていてください。
子ども放送局が大活躍です。
ありすくみのほだくんがお家から持ってきてくれただんごむしの紹介を一生懸命にしてくれました。
ゆきくみのましゅう君がさなぎから還ったあげはちょうのお知らせをしてくれました。
放送後、みんなが集まってきました。 大空高く舞い上がった2匹のチョウは、
空に吸い込まれるように消えてなくなるまでみんなで見送りました。
まだまだ不安な年少さんもいます。
泣いてくじらバスの運転手さんの傍から離れられなかったとも君、
日一日わずかな成長をみせてくれ、運転手さんから教務課のせんせい、
そして今日は私の手を引き「モニターに映るホールへ行きたい」と一緒にいってみました。
満足したようでそのあとリトミックの楽しいリズムに・・・。
お帰りの放送後、帰り支度をしてなんと「さようなら」のあいさつに来てくれました。
ママから離れる寂しさをわたしたちが代わることはできませんが、
確かめながら過ごしている子どもたちをやさしく受け止めていきたいとママのような気持です。
経験や体験に勝るものはありません。
幼い子どもたちには、何もかもがフシギやオドロキです。
ですが、子どもたちの心の戸を叩く「ふしぎ」や「わくわく・どきどき」がなければ、
その発見や出会いを知ることなく通り過ぎていってしまいます。
日々新しい発見に出会い、積み重ねた経験や体験を知や力に蓄えて冒険を楽しめるように
大切に過ごしています。ドキドキやワクワクの発見は、
「これからなにかがはじまる」種のようなものです。
私たちはその種が芽をだし、双葉になって逞しく成長するのを見とどける楽しみでいっぱいです。