幼稚園の窓「こんにちは!」

お米プロジェクト

2021.11.24

♯ 稲づくり

年長組の子どもたちが初めての稲作に取り組んでいます。(詳しくは、幼稚園のおしらせをごらんください)

苗植から始まり、全て子どもたちの手作業で行ってきました。私たちも経験のないことで、子どもたちと取り組む前に試行錯誤で試しながら進めてきましたが、子どもたちはわが子を育てるように細かい作業の過程を経験しています。

脱穀して出来上がったお米の中には、育っていないものもあり出来上がったお米の粒々は、宝石のような貴重なお米となりました。合言葉は「自分たちで育てたお米でおにぎりを作って食べよう!」です。一つ一つの行程にはびっくりすることやらわくわくすることばかり・・・手を震わせるくらいに丁寧に扱う姿や一途な瞳で取り組む子どもたちをたくさん見てきました。

半年以上の期間をかけて生物が育つ様子を感じながら、たくさんの手作業でやっと完成したお米、みんなでおにぎりを作って食べられる日が今からとっても楽しみです。さしずめ銘柄は「新米わかば」と名付けることにしましょう。

今回、食といのちの大切さを学んできました。私たち日本人にとってはなくてはならない身近なごはんがこんなにも長い行程とお世話をなくしてはできないことを学んだ子どもたちです。「いただきます」のごあいさつもその意味を理解してこれまで以上に心が込められていくことと思います。

 

 

余談ですが、今日のお昼過ぎに子どもたちがうちわを使って脱穀しているところを激励に行きましたら、年長組の男の子が抱きついてきました。それを見た男の子が「えんちょうせんせい、○○ちゃんとけっこんするの」・・・・・❓

今回メモリーフェスティバルで「ネズミの嫁入り」の劇を演じるクラスがお婿さん探しで「けっこん、けっこん」と歌う件りがあり、その流れかなと思いながらも❓・・・・子どもたちの発想に楽しくなりました。

 

♯ 連絡帳

年長組のしおりちゃんの保護者の方から「一昨日突然『いつもお料理作ってくれてありがとう』、その翌日には『おとうさん、ありがとう!』と言って肩たたきをしてくれました。嬉しい気持ちになりました。」と連絡帳でいただきました。一昨日の帰りの放送でお話したことや実際に肩たたきをやってみたこと、勤労感謝の日の意味を覚えていてくれたのですね、そしてそれを実行してくれたことを嬉しく思いました。

またお知らせいただくことで子どもたちのお家での姿を知ることができ、これからの楽しみになります。ありがとうございました。