幼稚園の窓「こんにちは!」

カマキリ君に学ぶ

2021.10.27

# カマキリ君

ハムを入れてみたのですが、動かないハムには見向きもしませんでした。やはりカマキリは肉食。それも、生きている昆虫しか食べないというこだわりを持っていることが分かりました。生きている昆虫は栄養満点で新鮮なので、カマキリにとっては安全な食べ物なのだそうです。子どもたちがカマキリの虫かごに入れるため、朝から蛾やコオロギやバッタを捕まえてくるようになりました。それにはこんな経緯がありました。

「生きたバッタがかわいそう」「カマキリ君だっておなかすくよ」そんなやりとりの中で「みんなだってぶたさんやウシさんやおさかなさんをたべているよね」・・・・。絶句したように沈黙が続きました。が、その言葉が発端となり、生きた虫探しをするようになりました。

虫かごに入れた蛾を食べている様子を食い入るように見ています。それはとても残酷ですが、「やさしさ」や「おもいやるきもち」も、もしかするとその中にも育っているのかもしれません。「バッタがかわいそう」、「カマキリだっておなかがすく」誰にも答えられません。これからも割り切れないことに沢山出会っていくことと思いますが、自然と関わりながら生き物と隣り合わせで心を揺らし貴重な体験をしている子どもたちです。

 

ハリガネムシを出そうと三匹のカマキリ君のおしりをお水につけてみましたが、出てきませんでした。ひとしきりカマキリ君と遊びました。

♯ 工作名人のおとうさん

はやちゃんのおとうさんが折ってくださった「ドラゴン」です。流石ですね。はやちゃんのルーツはお父さん・・・・・。

お家でははやちゃんの描いた絵はラミネートにして、折った折り紙は大事なボックスにとってあるそうです。愛情を感じます。  (クイズの答え ② ① ①)