3・11
子どもたちの言動や行動に心揺さぶられています。
3月がそうさせるのでしょうか?

(ぼけた写真でごめんなさい)
昨日のことです。
年長組のS君が、一階のストリートピアノに向かって
「ありがとうこころをこめて」を音を拾いながら片手で一生懸命に弾いていました。
すると、子どもたちが集まってきて囲むようにして、その音に合わせて歌いだしました。
これは、卒園の日に歌う大事な歌ですが、歌声は広がっていきました。
ふわっと春の風が吹いたような、温かい気持ちになりました。

今日は、3・11の特別な日です。
15年経った今でも傷が癒えることはありません。
年長組の子どもたちが順勝寺の本堂で、
令耕先生のおはなしを聴きました。
今朝の中日新聞に掲載された実話ですが、新聞の記事に沿って話されました。
東日本の大震災で5歳の花澄さんという女の子の話です。
高齢者施設で働くお母さんが津波にのまれてなくなり、
やっと手にした遺品となった育児日記には、花澄さんの命名したときの思い、
育児の細やかな記録や愛情が書かれてあったそうです。
すると、本堂の中に嗚咽が聞こえてきました。
それが急に「かわいそうすぎる・・・・」胸が張り裂けそうになったのでしょう。
叫びが泣き声に変わりました。
3,4人の子のすすり泣きも聞こえてきました。
胸が熱くなりました。私も、泣けてきました。心でお話が聴けることにも成長を感じました。
「おかあさんがいて、あたりまえ。たべものもあるのがあたりまえじゃないね・・・・」
「ありがとう」の意味を話されました。
そして「みなさんのことを、幼稚園の先生たちはいつまでも応援しているよ。」
最後に、みんなが鐘撞堂に上がって「へいわ」を祈って鐘をつきました。
「みなさんの突く鐘の音がこの辺りにもひびくよ」と、令耕先生。
すると、「みえけんにも?」おじいちゃんやおばあちゃんが住んでいらっしゃるようです。
大好きなのでしょうね。
今日、午後1時20分頃、
子どもたちの突いた鐘の音が、お家の方々の心に響いたことでしょう。


今年一年、「こころのひ」を通じて、絵本を読んでもらったり、
ののさまのお話をしてもらったり、子どもたちの目に見えない心を耕してもらいました。
一カ月に一日の「こころのひ」ではありますが、手を合わせて心を見つめる日になったと思います。
年長組の子どもたちが「きょうは、いろいろなっことがあったね。」
そうなんです。



岐山高等学校の吹奏楽部の生徒さんたちが演奏に来てくださいました。
楽器紹介では、楽器名をよく知っていて、子どもたちの知識の凄さに驚きました。
演奏された曲には、歌を歌ったり、身体を動かしたり、ノリノリ・・・・な子どもたち。
最後に、みなもちゃんも登場してくれました。
ホールは賑やかな歓声で大盛り上がり・・・。

一日、一日、楽しいことや心に刺さること、色々なことを経験して、
みんなが幼稚園時代を歩いています。




