くらしとぜいきん
年長組のみなさんに「くらしとぜいきん」について映像を通して考えてもらいました。
握りしめた100円では、100円の定価のお菓子が買えませんでした。
100円のお菓子を買うのに、
「どうして108円払わなければいけないの?」という発端から物語が始まります。
消費税が日本に導入されたのは1989年、3パーセントがはじまりでした。
現在は10パーセントの税率になっています。
いざ代金を払う段になると、消費税の存在は・・・・、誰しも思うことかもしれません。
妖精が出てきて「消費税のない世界を作ってあげましょう。」
消費税がなくなった社会には、街がゴミでいっぱい、橋も道路も壊れてぐちゃぐちゃ、電柱も倒れてしまっています。
いつも遊んでいた公園もありません。
おまわりさんに道を尋ねようとすると、お金が必要になりました。
小学校もなくなってしまいました。
信号機も動いていません。
これは、全て消費税から作られていたものでした。
私たちの生活に、どのように生かされているのか、
消費税がなぜ必要なのかを考えました。
租税を学ぶには幼い年齢ですが、税の中でも一番身近な「しょうひぜい」を取り上げました。
「きょうね、ぜいきんのおはなしをきくんでしょう、ままがいっていたよ。」と、Y君が話してくれましたが、
「あ、そのことばきいたことがある!」頭の隅にでも残してほしいなという思いで開いた租税教室「くらしとぜいきん」です。
クラス担任の先生と配役を分担してみんなの心に届くように進めました。
「しょうひぜいってすごい」と、T君の感想でした。
静かに聴いて参加してくれた子どもたちの姿に、驚かれていたお客様でした。
余談ですが、
各国の消費税をみてみますと、世界51か国の平均税率は、17,6%だそうです。
なんと、日本は42位、今後引き上げが検討されています。
💞年長組の「おもいでつくり」がはじまっています。
外部の講師においでいただいている課内レッスンも最後を迎えています。
今日は、最後の「あーとタイム」です。
おさとう先生から最後にふさわしい担任の先生へのプレゼントのような企画です。
テーマは「よく見て描くクラスの先生」
子どもたちと築いてきた信頼関係があるからこそできるテーマです。
お花をおさとう先生からプレゼントしていただきました。
「みんなはね、お花の匂いがかげる鼻を描いてね。匂いはどこで嗅ぐのかな?」
「先生は、子どもたちの未来を見つめる目をしてくださいね。」
子どもたちが描いてくれた作品は先生の大切な宝物です。
おさとう先生からこどもたちへ
「幼稚園でやったことを思いだして、学校でもだいかつやくしてください。」嬉しい言葉を頂きました。
「おさとう先生には、子どもたちにあーとの世界を広げて頂きました。
先生のご指導にわたしたちも多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。」
💞幼稚園の中の思い出つくりの一つは、「せんせいのぐるぐるろーてーしょん」です。
クラス担任の先生が、一つずつクラスを回って得意な分野を発揮して、他のクラスのおともだちと一緒に過ごしていく・・・・。
子どもたちも、新鮮なようで「先生・・・あのね」と、いっぱい話しかけてきてくれるそうです。
そしてクラスのカラーがあって、体育会系のクラス、おっとり静かなクラス、絵本が大好きなクラス、
年長組のクラスは校区別に編成していますが、カラーがでるのもフシギです。
あやか先生は得意なダンスを踊ってみんなと楽しんだそうですが、自分のクラスだったら「せんせいどっじぼーるがいい」。
ですが、つき組のこどもたちは、「たのしい、たのしい。」と言って、一緒に踊ってくれたそうで、
先生も「つき組さん、すごいね。たのしいね。うれしかった・・・・」。
かるたあそび、ドッジボール、絵本、先生たちも「あすは、なにしてあそぼうか?」張り切っています。
あずさ先生は絵本が大好きで、図書館通いをして、新しい絵本をいっぱい探しているそうです。そんな得意分野を生かして、
子どもたちは「あすのせんせいは❓、おたのしみ・・・」
年長組のみなさんがもっともっといろいろな先生と触れ合って思い出を作ってほしい・・・・とはじめた「ぐるぐるろーてーしょん」
卒園や入学を控えた環境の中、とってもナイーブになっている子もいますが、
みんなで楽しみを共有しながら、残された時を刻んで欲しいと願う私たちです。
ひとりひとり ちいさなてに ゆめやきぼうをにぎりしめて
みんなのあいにつつまれて このほしにやってきた子どもたちへ・・・。