2月10日。
先週は、寒波がすっぽり日本中を包み、各地で大きな被害をもたらしました。
今日は陽の光が温かく感じられ、冷たい風の中に仄かな春の兆しを感じます。
さて、今年度も一カ月と半分になり、みなさんにとって貴重な日々です。
年少組のみなさんはお当番活動に張り切ってくれています。
朝の出席報告を先生と一緒に教務室に報告してくれます。
「シツレイシマス。オハヨウゴザイマス。シュッセキホウコクデス。オネガイシマス。シツレイシマシタ」
日頃の雰囲気と違って緊張感が漂ってきます。
お当番の仕事に責任を感じられること自体に成長を感じます。
年中組の子どもたちは、帰りの放送にも少しずつ慣れて、明日の行事を伝えてくれます。
年長組のみなさんの後を立派に担ってくれています。
日々の生活の中で大きいお兄おねちゃんやお姉ちゃんが身をもって背中で教えてくれています。
『大きくなったら・・・・・」という気持ちを育くんでくれています。
子どもたち同士でつなぐ道を大事にしていきたいと思う私たちです。
さて、卒園式まで32日、一カ月余りです。
子どもたちとホールでどんな形にしようか・・・・、
みんなでやってみて「このほうがいいよ、こうしようか」工夫しながらほぼ形を決めました。
「式はみんなの晴れ舞台だよ、おうちの方に立派な姿に成長したみなさんを見て頂こうね。」を合言葉にしてその日を楽しみに迎えたいと思います。
あんなに甘えっ子だったのに・・・・その横顔には強い意志さえ見られます。
いつもいつもか弱そうだったのに・・・・、特に年長組になってからの成長には目を見張ります。
子どもたちには伸びる時期があって、
あの心細かったことを乗り越えて、今がある・・・。
保護者様にも、悩まれた時期もあったでしょうが、
子どもたちの歩く道に無駄なことはなにもないと思えます。曲がりくねった分だけ逞しく・・。
甘えたいときは思いっきり甘える、甘えられたことが子どもたちに愛された記憶となり、心を支えていってくれるのだと思います。
今日は「どこでもドア」にでかけました。
なんと、一面に雪が広がりまるで雪国のよう・・・大自然の雪景色を存分に楽しんできた子どもたちです。
「金華山親子登山」には、「モウナンドモノボッテイルヨ」子どもたちの意気込みと親御さんのご協力が有難いです。
「ネンチョウクミノコママワシタイカイハアサッタデス」と、ありす組のおともだちがアナウンスをしてくれていました。
一月からの取り組みで大半以上の子が回せられるようになってきています。
回ると嬉しいもので
下敷きに載せて回せられる子もいます。
大会となると、緊張感が高まり、実力発揮が難しいこともありますが、勝っても負けてもとにかく力を出して真剣に回しましょう。
お家から応援宜しくお願いいたします。
「一つ一つがこれで最後!」別れが近づく寂しさを想うのは、「まだまだ早すぎる」と自分を諫めています。
楽しい計画がカバンいっぱいに詰め込んであります。
これから先、子どもたちはどれだけの足跡をこの幼稚園に残していってくれるのでしょう。