除夜の鐘つきの御礼。
2023.12.31
あいにくのお天気となりましたが、たくさんのみなさんにおいでいただきました。
普段の境内では見られない、幼い子どもたちで賑わいました。
将来を担ってくれる子どもたちの姿に心強く、また連れてきてくださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
2時間にわたり、108つの鐘をみんなの手で丁寧に撞き継いでいただきました。
私はまだ体調が戻らず、失礼しましたが、荘厳な鐘の音が響き、心が洗われるようでした。
鐘撞きが終わった方々は、本堂に向かって各々お参りをされました。
年中組のお寺の行事になっている「七五三のお参り」を思い出してくれた子もあったと思います。
ののさまを「心の日」でお参りしている子どもたちには、お参りも身につきはじめているようです。
ののさまに見返りを求めるものではありませんが、いつも見えないお力に守っていただいている、「ありがとう」と思えることは大事なことです。
私たちを取り巻く全てが目に見えるものばかりではありません。
大事なものほど目に見えないと言います。親の愛情、おともだちを思う気持ち・・・・。
目に見えないものを信じていくその気持ちを子どもたちにこれからも伝えていきたいと思います。
年末のお忙しい時間を、お子さんと一緒にお出かけ頂きありがとうございました。
穏やかな新年をお迎えいただきますようお念じいたします。