二学期がはじまりました。
未曽有の被害をもたらした関東大震災が「防災の日」を定めるきっかけとなりました。
今年で100年を迎えました。
また、立春から数えて丁度「二百十日」にあたり台風被害の多い時期です。
もし、幼稚園に地震が起きたら・・・・・。
もし、台風が来て災害になったら・・・・・。
過去にあった東北大震災のように、判断を見誤ることのないように
気象予報の把握をして、その状況の判断をしっかり見極めて、
5月に行った「おむかえ避難訓練」のようにご協力をいただき、大事な命を守らなければ、
予期せぬことに、身が引き締まります。
※備えとして現在全園児分のカレー・水を用意しております。
さぁ!、今日から二学期です。
とんぼの行き交う中、あそぼっとは依然大活躍、大人気です。
「こころの日」の今朝、お参りを忘れずにきてくれました。
そして、ののさまへのお手紙には
ちよりちゃん「リレーでいちいになりますように」
おうかちゃん「わたしのおとうとがようえんにくるからみまもってね」
まなくん「わかばおりんぴっくがんばるよ」
オリンピックへの気持ちや弟をおもうやさしいお姉さんの気持ちが伝わってきます。ののさまに見守っていただき、楽しいオリンピックにしようね。
二学期の始業式には、みんなが揃ってお参りをしました。
毎月の「こころの日」の積み重ねが子どもたちのこころに育ってきているように感じます。
ステキナトリオさんの伴奏曲で「幼稚園のうた」・・・、すると
子どもたちから「わぁ!」大きな歓声が起きました。
久しぶりに歌えることが嬉しかったようです。
私は「みんなのへいわ」についてお話しました。
つばめの親子のあたたかい交流が歌になった「つばめ」を踊りました。
今年も早いものでもう三分の二が過ぎたことになります。
時は平等に与えられたものであるはずで、年々年の過ぎる速さが加速度を増していくように思われるのは、時を感じることに問題があると言われています。その訳に
ある心理学者は
「こどもの頃は見るもの聞くものが未経験のことが多く、それらの一つ一つの体験が強い印象や思い出として記憶され心に刻まれていくので、時間の過ぎるのが長く感じられるのだ」
それは、「大人になると未経験のものが次第に減少し、それまでの経験によって行うことが増えていくので
新鮮さや強い印象が薄れる上に、特に意識することもなく済んでいくことが多くなるため、時間が過ぎるのが短く感じられるようになる。」
子どもたちはほとんどが新しい出会いや初めてのことばかりです。
感性も豊かで、驚いたり、悲しかったり、楽しかったり、嬉しかったり・・・・喜怒哀楽、尊い経験を刻んで過ごしています。
私も当たり前な日常ばかりを歩んでいるわけではありませんが、
新鮮で刺激的なことを体験することが少なくなっているのも実情かもしれません。
歳を重ねていくと、新しいことに挑戦しようという意欲が薄れて、
経験に頼り無難な道を選んでいることも事実です。
ですが、私たちは子どもたちの貴重な時期を一緒に過ごし共有する大事な職業です。
経験に安住せず、未知の分野に積極的に取り組み、新たな刺激を受け、子どもたちと同じ気持ちになって、
これからを過ごしていきたい、
「初めて、の回数が多い人生って、きっと楽しい!」を胸に、
時の流れを緩め・・・・。
💞 💞 💞
9月を迎えた早々にわかばオリンピックの大きな行事が控えています。
社会の規制も緩み、嬉しいことにご家族のみなさんに見て頂けます。
そしてできなかった行事も復活して、
久しぶりに年長組の「おじいちゃんおばあちゃんパーティー」も楽しみです。
子どもたちの成長が楽しみな二学期
みなさま、今期もどうぞよろしくお願いいたします。