みんなのお顔がいっぱい。
「なつかしいね、げんきだった? 会えて・・ちょっぴりはずかしいね。」
うだるような暑さの表現に「体に危害を及ぼす危険な暑さ」の言葉が生まれ
体温より高い日が記録を更新しています。
今日はみんなが揃うひさしぶりの日です。
朝の会の歌はびっくりするくらいに元気いっぱいの子どもたち、「楽しみにしていたんだなぁ」と、嬉しくなりました。
中には泣いて登園していた子もあり、
朝のお見送りにご心配をおかけしましたが、少しずつ戻していけるように見守っていきたいと思います。
やってみようカレンダーを大事に使っていただきありがとうございました。
お部屋では、思い出を発表したり、絵に描いたり・・・・思い出話にいろいろな花が咲きました。
4年ぶりに開放された夏休みに、夏の思い出を作ってあげたいと・・・パパやママの思いが子どもたちのお話から手に取るように伝わってきます。
ご家族の思い出も大事ですね。
7月の終わりに猪熊弘子先生を学園にお招きして
「こども主体の保育と安全~こどもの権利から考える~」をテーマに研修を行いました。
日頃の保育を見直し、大事なおこさんをお預かりしている私たちの責任をいろいろな角度から考えました。
「安全な生活を守る」「一人ひとりの命を守る」「こどもの権利や主体を守る」を柱にして話されました。
・一人ひとりのこどもをどれだけ理解をしているのだろうか
・一人ひとりのこどもが伸び伸びと自分を表現できる環境や雰囲気づくりはできているのだろうか
・自分のクラスの子が本当に気持ちを安心して出せているのだろうか
・こどもとの信頼関係が築けているのだろうか
・「強制」「矯正」ではなく「共生」が大事だというお話には、
「やりたくない」という子に対しての関り方、
自分が思うように保育ができるように子どもを「矯正」している部分もあったことを猛省した先生もいましたが、
なにがやりたいのか?どうしたら楽しくできるのか?
先生のやってほしい気持ちが「こどものやりたくない!」に向き合う姿勢、
やってみて後に感じる喜びもあることをこどもに伝えたいという思い、
守らなければならない子どもの主体性もわかるのですが・・・・・
それには私自身答えが出せません。
これは育児にもいえることかもしれませんが、育てる難しさです。
保育の原点を学ぶ機会になりましたが、
悩みや思いを先生同士が共有してこども一人ひとりの存在を大切に命を守ることを根底に、子どもたちとどう向き合ったらいいのか・・・
改めてみんなが振り返り考える研修となりました。
夏のお休みの間はなかよし教室はありましたが、先生たちもお休みをいただき心身ともに充電させていただきました。
さぁ、今日から幼稚園の生活が始まりました。
8月の夏期保育から2学期へつながります。
ご家庭では味わえないおともだちや先生との関りを大事にして、
「やっぱり、ようちえんがだいすき、おともだちがだいすき、せんせいがだいすき。」
なにより一番です。
色水あそびを始めたたんぽぽさん
成長を見られなく心配していた朝顔も夏の間に緑のカーテンができるくらいになりました。
さて、なんのお花かわかりますか? 朝顔ではありません。みずきちゃんのところからいただいた「ヘビウリ」です。
小さな苗がこんなに大きくなりました。生で食べられるそうです。
植物や野菜、そして子どもたちの成長に元気をもらっています。