「平和」のいみ
2023.08.06
「平和」はいつの時代にも求められなければならない姿です。
広島市、長崎市に原爆が投下されて今年で78年目の「原爆の日」を迎えました。
今年も広島の被爆地にある「平和記念公園」で犠牲者をいたみ、とわの平和を祈る式典が行われました。
そして、日本中の人々が黙とうを捧げました。
広島や長崎に落とされた原爆の悲劇を体験者の多くの方々が自分に課せられた責任だと語り部となって「ノーモアーヒロシマ」と語り継いできました。
その方も年を重ね後世に伝えることが難しくなっているのが現状です。
私自身戦争経験もなく、ロシアウクライナ戦でその悲惨さを感じるだけですが、戦争を知らない子どもたちに「平和の尊さ」を伝えるということは、わたしたちに課せられた大事な一つです。
ですが、「平和」は抽象的で「平和」の意味を伝えることはとっても難しいです。絵本や映像でみた事実に基づいて描かれた「ぞうれっしゃがやってきた」「ほたるのはか」「はだしのげん」は、克明に胸に焼付いています。
子どもたちには残酷すぎるところもありますが、真の平和を求めるには、いずれ知ってほしいことです。
「平和」の意味を今の子どもたちの世界に置き換えるとすれば、「平和」とは「おともだちとなかよくする、なかよくできる」ということでしょうか。
国と国とが争いをやめて、子どもに対する虐待、人身売買やあらゆる暴力がなくなる平和な社会が生まれることを祈り・・・・。
今年もこの時期を迎えて、「平和の尊さを子どもたちに伝える使命と責任」を考えています。