おやこ鑑賞会
ファミリー教室「おやこ鑑賞会」に大勢の保護者様にご参加いただき
「ステキナトリオさん」の演奏会を行いました。
演奏を聴かせていただくのは5月につづいて2回目となりますが、すっかり仲良しさんになり旧知の仲のような安心感すら覚えます。
子どもたちは日頃からクラシックタイムや音楽家による演奏会を聴く機会が有難いことに多いので、聴く姿勢も積み重ねた成長を感じ、年齢以上に音を聴く耳が発達しているように思います。
音のない世界はありません。
それが、耳に障る音であったり雑音は問題外ですが、流れてくるとそれに乗って口ずさみたくなる曲や悲しい曲や元気の出る曲、喜びに溢れた曲は人の心を豊かに、そして寂しい時には慰めになり、私はどれほど音楽から元気をもらったことか・・・一生を共に歩きたい仲間です。
バイオリンで飛び入り演奏?というほどでもありませんが、簡単な手ほどきをいただきトリオさんに加わって「カノン」の簡単なパートを弾かせていただきました。
エイルさんから流れて来るバイオリンに圧倒されながら、その一員である錯覚が忘れられない思い出になりました。
優しい子どもたちは「えんちょうせんせい、きれいなおとだったよ」・・・。
音楽で世界中を旅することもできます。
今日は童謡「迷子の子ねこちゃん」が遠くに迷子になってアルゼンチンまでいってしまいましたと、タンゴに編曲されました。そして「さざえさん」は陽気な曲から一変してママたちの愚痴を言うような編曲をされブルース調で演奏されました。
音が流れると自然に身体が揺らぎ、リズムに乗って手をたたきたくなる子どもたちです。ホールが一体になったような感じがしました。
学術的な見地からいくと、歌や音楽は、子どもの聴覚やリズム感など音楽的な才能を伸ばすほか、体力が養われる、協調性を養うなどの影響があるそうです。
効果は後からついてくるものであり、音楽を聴くことや楽器を演奏することが「たのしいな!」と感じてもらえるような環境をこれからも大事にしていきたいと思います。
久しぶりの「ファミリー教室」には、お父様の姿もたくさん見られました。
最後の園歌の録音になると、保護者席から一斉に携帯電話の花が咲きました。
難しい伴奏にも音やリズムをきれいに取り合唱できたと思います。
幼いみなさんを育んだゆりかごのような歌「若葉幼稚園のうた」が出来上がりそうです。
楽しい演奏をありがとうございました。
最後にステキナトリオさんとみんなで記念撮影をしました。
ぱぱ、まま、ありがとう。
みやこちゃんとりんちゃんが早速バイオリンを作って見せにきてくれました。
そして演奏のまねっこをしてくれました。「私も弾いてみたかったんだって・・・」「ここにゴムがほしかった」と言って、あしたつけるそうです。 かわいいですね。今、年長さんのフロアーには、廃材が種類別に分けてあり、子どもたちがすぐに作り始められるような環境になっています。
< ステキナトリオさんからの告知です >
大人のチケット代金1枚で未就園の席が2枚いただけます。聴いてみたいなと思われる方はぜひお申込みください。