はじめての「ランチタイム №1」
幼稚園の生活がはじまってやっと3日が経ちました。
午前保育で短い時間ですが、初めて社会生活に仲間入りした子どもたちにとっては、とっても長く感じられたことと思います。
おともだちと一緒に遊ぶことが楽しくて嬉しくてその表情に私たちまで笑顔になってきます。
泣き出したいのをぐっと我慢している子や泣いている子もいますが、お子さんばかりではありません。
「『ようちえんを頑張っているあいだ、ままはおそとからみているからね。』と子どもと約束をしましたので、私はようちえんの周りを散歩しながら待っています。」と、うむちゃんのママ・・・。
お子さんと一緒に初めての試練を乗り越えようとしていらっしゃる姿に、痛いほどの愛情が伝わってきます。
泣かれるお子さんを送り出される気持ちほど、つらいことはないと思いますが、今しばらくの辛抱です。
宜しくお願いいたします。
不安な気持ちをかかえているのは年少組のみなさんばかりではありません。
年中組や年長組のお子さんの中にも一生懸命な姿があります。
いじらしくなってきますが、「おおきくなった」よろこびを胸に頑張ろうとしています。
「だいじょうぶだよ、せんせいがいるからね」と、愛情を伝えていくことが特に大事な4月です。
そして10人10色の性格や個性があるからこそ、学ぶことも多いのだと思います。
昨年度、ホームページ「幼稚園からのお知らせ」で、
給食のメニューを保護者のみなさまにも共有していただき、ランチタイムの子どもたちの姿をお伝えしました。
その日に出てくる食物の材料の中から一つの食材を選んで調理員さんがその食物のはたらきを放送でお話をしてもらい食育の一つにしました。
子どもたちの反応も大きく「もりもり食べて、からだの『ち』をつくろう」と張り切って食べていたことを思いだします。
いよいよ今日からお給食がはじまりました。
給食の日第一日目として、今日は私の窓から幼稚園での給食で大事にしたい取り組みを含めて
「はじめてのランチタイム」をお伝えしたいと思います。
給食には保護者の皆様のご心配が多いところです。
食の細い子や好き嫌いの多いお子さんにとっては、苦痛な時間になりかねません。
食事をとることはとても大事なことですが、いやいや食べても身にはなりません。
楽しくいただいてこそ、そして少しずつ食べ切った喜びが生まれるように、一人ひとりの食べる量を考えて配膳していきたいと思います。
そして、みんなでいただく喜びを大事にしたい、多くの命をいただいていることへの感謝の気持ちを育てていきたい、無理強いするような食事の仕方はありませんので、どうぞご安心ください。
今日は、年少組のみなさんのクラスからおいしいお顔をご紹介します。
お給食のスモックに着替えまして・・・
満面の笑顔で「ひとりできがえられるよ・・・」
ひとりでできることがすこしずつふえていくね、「ガンバレ!」
💞今日のメニューは「かれーらいす・ささみかつ・おいわいとうにゅうくれーぷ」です。
「かれーらいす」は子どもたちが大好きなメニューで上位にランキングしています。
かわいいニンジンのお花は、調理員さんの「おめでとう」のこころです。
お味も家庭的で手作りならではのことです。
それでは、ランチタイム「レッツ・ゴー!」 ※ しばらくの間は、パーテーションを使用していきます。
「初めてのお給食のお味はいかがでしたか?」
なが~い一週間があしたでおわりです。あしたもまっていますよ。元気にきてくださいね。