親子金華山登山☆報告会
💞最後の「ののさま こんにちは」
今日は第一月曜日で今年最後のこころのひ「ののさま、こんにちは」です。
ののさまのお歌が幼稚園に流れると、子どもたちはホールに集まってくれました。
お念珠を手にかけて、おまいりする姿に子どもたちの心が伝わってきます。「上手にお念珠をかけているね」と言うと「せんせいにおしえてもらったよ」
12月から始めた「ののさま、こんにちは」、まだ今日で4回目と浅いですが、手を合わせておまいりする姿は堂にいって、感心してしまいます。
💞卒園記念行事 親子金華山登山「報告会」
午後から幼稚園のみんながホールに集まって年長さんの「報告会」を行いました。
一番で登頂したおともだちはそら組のしおん君、お父さんは消防士さんです。
まきこ先生は「おとうさんも早かったですが、しおん君がついてのぼっていったことに驚きました。」
みんなからたくさんの拍手が送られました。
報告会では、挙手してあてられた子が壇上でお話をしてくれました。
「つかれたけど、たのしかったよ」なのはちゃん
「つかれたけど、上でいいけしきがみえました」こうすけくん
「2まんぽあるきました」げんきくん おとうさんが計ってくださったそうです。
「おやまにのぼってななちゃんとみのりちゃんとにほちゃんのおとうさんとのぼって、上でぱぱもいっしょでおやつのこうかんをしました」みのりちゃん 展望台で3人パパで「くたびれた!」とパパ談義の様子がとっても楽しそうでした。
「ろーぷうえいがたのしかった」かなはちゃん
「ろーぷうえいからみたけしきがきれいでした」まおちゃん
「かいだんがむつかしかったので、たいへんでした」ひなたくん
「ぎふじょうからみたけしきがきれいでした」だいきくん
「みんなとのぼるのがたのしかったです」はなちゃん
「りすにえさをあげたのがたのしかったです」ゆいかちゃん
「ちょうじょうについてぼうえんきょうが100えんでした」たけとくん
「てんぼうだいからみたけしきのくるまがみにかーぐらいちいさかったです」いおりくん
「すごいたかいやまだったので、あしがいたかったです」まなちゃん
13名のおともだちが元気いっぱいに感想を述べてくれました。
だれひとり同じことを言った子はいなく、みんなが自分の気持ちをはっきりとした口調で述べてくれたことに感心しました。
体験したことで一人ひとりの違った感想が生まれたこと、それを言葉に代えて発表できたこと「こどもかいぎ」のおかげもあるでしょうか・・・と嬉しくなりました。
「お家の方はどうだった?」ときいてみました。
「かいだんがえらかったけど、おかあさんはがんばりました」つむぎちゃん
「おかあさん、めっちゃおそかった」はじめくん
最後に見守り隊の先生を代表して、ようこ先生は「頂上まであと100メートルを走ってくる子に、お家の人がまって~と、みんなはげんきでした。行きも帰りも一番はしおんくんでした。」
「お家の人にあわせて休憩する姿にやさしい心が育っていることをかんじました。そしてすれちがうひとに挨拶をしている姿に挨拶ができるみんながうれしかったです。」とあきこ先生、
登山を通してたくさんの事を感じ合えました。
カメラ担当で健脚の持ち主のゆか先生は往復ともに徒歩で「先に登って子どもたちを上からいい写真を撮ろうとしたのですが、子どもたちはゆか先生を追い越して先に行ってしまい、いらっしゃるのはおかあさんたちばかりでした」・・・。
わたしはといえば、登るか否かを迷っていた登山でしたが、みなさん全員を集合場所の噴水で見送ることが私の役目と思い、上り下りをロープウエイに決めました。(これは言い訳ではありませんので・・・)
ですが、前日ゆき組さんで「せんせい、みほせんせいの分をのぼろうと思ったけれど、やっぱりのぼるのをやめようとおもう」と話すと、「だいじょうぶ、ぼくがたすけてあげるから・・・・ぼくがクッションになってあげるから、いっしょにのぼろ」と、やさしいことを言ってくれたゆうまくん、嬉しかったです。
そして、当日は頂上や最後の集合場所でみなさんとお話ができとても楽しかったです。
あるおかあさん「こどもは若いうちにうまないといけないと思った」と教訓のように笑っておっしゃいました。
「山登りの疲れを見越し夕飯の準備をしてきました」とさすが、おかあさん。
昨年は不安でやむなく断念した金華山登山ですが、
年長組の先生たちが、ずっと3年間マスク生活を頑張ってきた子どもたちがマスクを外して思いっきり楽しめる思い出をつくってあげたいという強い強い思いから、
保護者のみなさまと一緒に登っていただくことで不安を取り除いて親子登山の実現となりました。
日頃の運動不足を感じられた方やまだまだ余裕・・・・と頼もしい方もいらっしゃいましたが、
みんなで一緒にやり遂げることができました。
他年次の先生たちも、健脚な先生の役割、ちょっと難しいかな?の先生の役割、
運転士さんは、それぞれのグループの先導や一番後ろを守って、それぞれに重要な任務を分担して備えました。
頂上の展望台はどこを見ても幼稚園の子どもたちの笑顔で溢れていました。
キムタク以来何かと岐阜が注目されていますが、みんなの故郷の岐阜には、金華山、長良川の景色は山紫水明の地と謳われるだけあって、すばらしい・・・・。
年長さんの中には、この春岐阜を離れてあたらしい土地で小学校へ入学される方もいますが、この日のことが忘れられない思い出になるといいなと思います。
最後に、連絡帳から・・・
「体力のない娘だと思っていましたが、知らない所でたくましく強くなっていたんだなぁと思いました。
パパは日頃の運動不足によりクタクタになっていました。」
「パパが参加して、パパたちとの交流もあったみたいでとても喜んでいました。」
今回はお父さんの参加が多く、お父さん同士が仲よく談笑されている姿をあちらこちらで見かけました。
言葉は尽きません。思いも尽きませんが、幼稚園初めて行った卒園記念行事「親子金華山登山」を無事に終えることができました。達成感が半端ない!みんなが触れ合えた半日でした。
みなさまにはご協力をいただきまして、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
「えんちょうせんせい、来年もありますか?」と尋ねられました。 報告会の子どもたちを見ると、「やらないわけにはいかなくなりました」が、今のきもちです。
9日は年長組の「どこでもドア」幼稚園さいごのさいごの遠足です。