幼稚園の窓「こんにちは!」

喜びと楽しさ

2022.11.01

11月になりました。

秋から冬へと徐々に季節は移り変わりますが、

暦では11月の末までが秋の区切りとされています。

随分寒くなってきましたが、幼稚園は子どもたちの熱気に溢れています。

「メモリーフェスティバル」が見えてきました。

演じる喜びや見ていただく嬉しさが子どもたちから伝わってきます。

一生懸命な思いや頑張ろうとする力に勝るものはありません。

お始まりやお帰りの後、空いているフロアーがあると子どもたちが集まってはじまる劇やオペレッタ、そんな姿を見て急いで音楽をかけてあげたりしています。

「あんな小さな身体のどこに感動を呼ぶものがひそんでいるのでしょうか?」

「とんとん」と心の戸を叩いてみたくなります。

こんな話を聴きました。

『生まれてから絵を描いたことのない人はいません。ですが、いつの間にか絵を描くことをやめてしまう人は多くいます。それはその絵を褒めたり評価をしてくれ寄り添ってくれる人が傍にいなかったからだ』

子どもたちを取り囲む環境はとても大事です。

もしかすると周りの大人たちが知らない間に、伸びようとする芽を摘んでしまっているのかもしれません。

子どもたちにある個性やいいところを見つけ自信を持って伸ばしていくように援助することは私たちにできる大事な役割です。

一番のよき理解者であり一番の支えでありたいと思います。

4月から一緒に生活をする中でおもだちを作り喜びを合わせてきたクラス、そしてわかばオリンピックで礎を作り、さらにクラスの団結が高まってきた今だからこそできる発表が「メモリーフェスティバル」です。

歌で表す表現、身体で表す表現、気持ちを言葉にする表現、背景や大道具や小道具のいろいろな表現の合わさった舞台、特に年長組の演目には子どもたちの考えや思いを形にして作りました。

今年のメモリーフェスティバルで、子どもたちが新たな喜びを見つけ、表現する楽しさを経験できたなら・・・・そんなことを楽しみにしたいと思っています。

明日の2日と4日は園内でリハーサルを行います。

本番と同じような気持ちで演じる子どもたちを応援したいと思います。

🌈最後に・・・。

これは、年少組の全クラスの子どもたちで取り組みました。

色紙で大きなうねりを表現しました。そのうねりで伝えたいものがあります。

 

発表会当日を楽しみにしていてください。