わかばオリンピックを終えて ⑤
あの短い時間に凝縮されたこどもたちのわかばオリンピックをご覧になって歩んでいる幼稚園の日々を
愛おしく思っていただけたのではないでしょうか。みんなで作り上げたオリンピックは、感動と感謝です。これまでたくさんのご協力やご理解をいただきましたことにお礼申し上げます。また、
みなさまからたくさんの感想をお寄せいただき、来年に繋げていきたいと思います。
💛どのプログラムもとても楽しく見応えのある運動会でした。特にダンスでは各年次の良さが感じられて
見ていてもこころが踊りました。娘の年長組のダンス曲がとても恰好よく迫力のある踊りに次々と変化する隊形に感動し、年長さんの凄さを肌で感じました。
💛4カ月ほどの幼稚園の生活で沢山成長させていただき達成感を感じ照れくさいけれど、褒めてもらって嬉しくて仕方がないという今までに見たことがない表情を見ました。
年長さんや年中さんの姿に憧れを抱いたようでした。
一カ月半の取り組みでそれぞれの年次に「なかまいしき」がぐっと芽生えてきたように感じています。
長いお休みをしていて久しぶりの登園がオリンピックだった子も十何人で、初めてアリーナに来た子もいました。
その中でのダンスには、特に最後のオリンピックになる年長組の先生たちは「揃わなくても、みんなで楽しい思い出を作ろう」と不安な気持ちをカバーしたそうです。
ですが、本番の子どもたちは一人ひとりがカウントをしながら一糸乱れず踊る姿を見て、「震えました!」と涙目になっていました・・・その涙に子どもたちへのあたたかい愛情を感じました。
子どもたちは私たちの不安を超えて成長しています。密度の濃い行事のもつ魅力を改めて実感しています。
9月になって急激に拡がりはじめた第七波。
休業をしたクラスもあり大変心配で不安でした。
オリンピックを前に療養期間の短縮が発表され、色々なことが重なり幼稚園としての対応を随分悩みましたが、
保護者の皆様の温かいご協力やご理解のお陰で参加できたお子さんもいらっしゃいました。
また、残念ながら参加できなかったお子さんもいらっしゃいます。
これまでわかばオリンピックのお知らせをさせて頂くたびに、参加できないお子さんや親御さんの気持ちを考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そこで、参加できなかったみなさんが回復されましたら、幼稚園の園庭でダンスをご覧いただこうと考えております。
お休みをされた方には担任の先生からご連絡させていただきますので、宜しくお願いいたします。
追記1,早速オリンピックの思い出を絵にした年中さんの絵を紹介します。
⁂お母さんが来てくれたのがとっても嬉しかったようです。
⁂綱引きが始まる前に中央の紐が分かりずらかったので急遽真っ赤なテープをまきました、その真っ赤な印が強調されています ⁂真ん中で輝く金メダル、メダルがとっても嬉しかったようです
⁂パパとママが2階席でみているよ。パパとママのあいだにはハートマーク
追記2,表彰式を行いメダルを授与しました。今日はみんなが首から金メダルを掛けて帰ります。お家でもう一度表彰式をしてあげて頂けたら嬉しいです。
追記3,最後に私の金メダル・・・
みつきちゃんが「えんちょうせんせいにわたしたいものがある」と、
ママと一緒に作ってくれたそうです。なんと・・・・それは輝くメダルです。
「ありがとうございました。うれしいです。」
さて、これまで一生懸命に取り組んできたみなさんへのすてきなプレゼントです。
❤9月14日 明日は、「エプロン座・人形劇」 全園児の参加で2部制です。
3つのお楽しみは
1⃣ボードビルとは、セリフのない人形劇で、次々とお話が飛び出してくるものですが、セリフがない分子どもたちが心や頭で空想して、感じることもみんなが違うといった楽しさがあります。
2⃣ウレタンパフォーマンスとは、スポンジを使ったパフォーマンスですが、これは私たちも初めてみるものです。
3⃣人形劇は「あかずきんちゃん」です。
❤❤9月16日「サラマンカ・ピアノコンサート」( 参加は年長組です。)
演奏していただく西村由紀江さんは東京からいらっしゃいます。
ツリーリングスの裏面に西村由紀江さんのプロフィールを書かせていただきました。
ピアノが大好きで、将来・・・・と夢を持っていらっしゃる方には憧れのピアニストです。
3歳からヤマハ音楽教室に学び、音楽の才能を認められ小学生時代にヤマハ・ジュニア・オリジナル・コンサートに参加し世界各国を演奏旅行をされ、マエストロや一流オーケストラとも共演。桐朋学園大学入学と同時にデビューされました。
映画音楽やテレビドラマの音楽を担当されたりコマーシャルなど数々の作曲もされています。
サラマンカホールで演奏していただくのは2回目です。
ピアノを演奏される音色に優しい人柄が溢れています。
西村由紀江さんは、お母様がピアノの先生をされていたそうですが、
「わが子を教えるのはむつかしい・・・」ということで教室に通われたそうです。
人形劇団の出前人形劇を観たり、生のピアノ演奏を目の前で聴いたり、
幼稚園は秋色に染め始めています。日中の暑さは真夏の暑さに劣るものではありませんが、
朝晩に秋の訪れを感じるようになりました。
私は今、空を見上げるのが楽しみです。
さも生きているかのように動く雲を見たり、まん丸で遠くに輝くお月様に吸い込まれそうになったり、
森羅万象のすべてのものに感謝したい気持ちになります。
芸術の秋に向かって心で感じ、目で楽しみ、夏から秋へ変わっていく自然を楽しみながら
ゆっくり歩いていきましょう・・・・。