まなぼっと 年中編
2022.01.25
春から一番大きいクラスのお兄さんやお姉さんになる年中組のみなさんと、今日は「まなぼっと」。
日常に起きる事柄を4枚の絵にして、みんなで考えました。
並んで手洗いをする列に、横入りする・・・よくあるケースです。
一人ひとりの設定をして、横入りされた子の気持ちを考えてみました。
「いやだね」「かわいそう」「追い越してはいかん」「ぬかしてはだめ」
口々に出る言葉から子どもたちの気持ちが伝わってきます。
「傍に並んでいた子はどうすればいいのかな??」
『「だめだよ、横入りをしてはいけないよ」というお顔をしているね。』
みんな気持ちがわかっています。
「それを口に出して言えるようになれるといいね。」
「みなさんのクラスにジャイアンみたいな子はいますか?」
「ドラえもんの中にはいるけれど、クラスにはいません。」
元気よく応えてくれました。
トラブルの解決は「今」だけではなく「未来」にもつながっていると考えたなら、
その時に、起きた時に、小さなトラブルでもささいなトラブルでも逃さずしっかり向き合っていきたいと思います。
社会生活には約束やルールがあること、ケンカをするより一緒に遊ぶ楽しさを伝えていきたいと思います。
「気持ち」を言葉で表現することって難しいですね。
「口に出して止められるといいね」と言ったものの、先ごろ起きた事件が頭をよぎり複雑な気持ちになりました。
※ 高校生に電車内での喫煙を注意されたことに腹を立てた男が殴る、蹴るの暴行を加えた事件。(1月24日・栃木県)
正義が通用しない世の中もあるということを、残念ながら、伝えていかなければならない悲しいですね。