2学期終業式
お誕生会に引き続き、2学期終業式が行われました。
こはるちゃん、のぞみちゃん、まなかちゃんのみなさんが務める献灯献花献香からはじまりました。厳かな音楽が流れる中、ドキドキしましたがみんなが静かに見守る中、立派に務めてくれましたよ。
「2学期もこうしてみんな無事で過ごすことができました。それはどうしてかな?みんなのお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんや先生、おともだち まわりの人たちがたくさん支えてくれていたおかげだね。
それにののさまがこうして優しい眼差しでいつもみんなのことを見てくれてるよ。」とご住職の令耕先生がお話しくださいました。
ちゅうりっぷ組のおともだちも一生懸命お話をきいていました。
小さな胸にも届いているね。「なもあみだむぶつ」と3回唱え手を合わせました。「いつも見守ってくれてありがとうございます。」の気持ちを込めて。
不思議そうにあやか先生の頭を見つめるちゅうりっぷ組のおともだち。
先生たちによる『十二支の始まり』の劇をみんなで楽しみました。
真っ白の服、真っ白の頭、真っ白のおひげの神様が動物たちを集めて言いました。
「1月1日の朝、私のところに来るのじゃぞ!この門を12番目までにくぐった者には一年ずつ王様にするぞ。」
神様のお話を聞けなかったねこさん。ねずみさんに聞いてみたよ!「神様はどんなことをお話されたかな?」ねずみさんは「1月2日に神様のところに行くんだよ。」と伝えました。それを聞いて「違うよ!」と教えてくれるおともだちもいたね。
うしさんは「ぼくは足が遅いから早目に出掛けた方がいいかな」と前日に出発しました。それを見たねずみさんはこっそりうしさんに乗っかりました。うしさんは気づきません。神様が見えるとなんとねずみさんがうしさんの背中からぴょんと飛び降りて、我先にと駆け寄りました。 こうして1番はねずみ、2番はうし。
大きな目でじっと見入っています。他の動物たちも抜いたり抜かれたりの激しい競走を繰り広げます。
のんびり寝ていたいのししさん。むくっと起き上がり「猪突猛進!」と言って神様を目指してすごい勢いで走り出しました。「伊之助だ!」と鬼滅キッズたちから声が上がりました。
「君たちが十二支だよ。一年ずつかわりばんこに王様になって、人間たちを守っておくれ。」と神様がみんなに話しました。
そして翌日1月2日。ねこさんが神様のところにやってきました。
「みんななら昨日来たぞ。」「えーっ!なんですって!」とねこさんは残念がりました。
「ねずみにだまされた!」と言ってねこさんはプンプンに怒って、それ以来ねずみを見ると追いかけるようになりました。
最後は十二支の動物さんとみんな一緒にレッツ ダンス!
♪ね うし とら う たつ み うま ひつじ さる とり いぬ い 全部で十二支だ! 1月1日夜明けとともに神様の門をくぐったら 選ばれちゃった 選ばれちゃった 動物の王様
「みんな楽しそうだね。なにかいいことあった?ちょっとでかけていたわ。」と笑顔で園長先生が話されました。園長先生はあんなおもしろい劇を観ていなかったのかな???それとも???
「みんな元気に2学期の終業式を迎えることができました。こうしてみんながいられるのも令耕先生がお話しされたようにみんなのまわりにいる方が支えてくれるからだね。いつもありがとうの気持ちを持てるといいね。」と園長先生のお話がありました。
園長先生が「今年幼稚園での出来事で思い出に残っていることはなんですか?」と尋ねると…
いとちゃん「ないと幼稚園でみんなでお化け屋敷を作ったことが楽しかったです。」
てっちゃん「メモリーフェスティバルの劇で主役を頑張ったことです。」と答えてくれました。聞いていたおともだちも、「うん、うん、お化け屋敷楽しかったよね。ぼくたちが考えて作って、年中さん、年少さん、ちゅうりっぷさんがお客さんになったよね。」「メモリーフェスティバルもみんなで歌ったり、踊ったり楽しかったね。」と振り返っていました。
終業式が終わってから・・・
こんなことをしているおともだちがいましたよ!
もしやこれは、十二支の劇のあの競争シーン。前に出たり、後ろに下がったり。
見事に再現していました。
ちえこ先生が帰りに乗ったバスの中では、「あずさ先生、ゆうき先生に噓をついたよね。いじわるだよね。」とお話しているおともだちがいたそうです。「いじわるなのはあずさ先生ではなくてねずみさんだよ。」とちえこ先生がなだめたそうです。