プロジェクトX 身体を動かそう編(年長組)
3年次の「プロジェクトX」が始まりました。
からだや頭を十分に使って遊び、みんなが心から「たのしい」と思える取り組みを考えていく「プロジェクトX」その中で、子どもたちが感じたことに共感したり、もっと知りたい、次はこうしてみたいという意欲につなげていく活動にしたいと取り組みを始めました。6月15日の年長組の「プロジェクトX」の様子です。
「ゲームあそびを通して、クラスの団結力やみんなとのかかわりが持てたらいいな」
「みんなで思いっきり身体を動かしましょう!」
こどもたち 「イエーイ!やった~!」
1種目は「もの取りゲーム!」
中央に置かれたマット、棒、平均台、コーン重いものや軽いものいろいろな物がありますが、何でもいいから自分の陣地に沢山入れた方が勝ちというルールで、作戦タイムもあります。
さぁ、いよいよみんなの出番です。
1回戦 ほし組VSにじ組
みんなの気合は十分です。
よーいスタート!から一斉にダッシュ!!
同じクラスの子と力をあわせて物を運びます。
長い棒は運びやすくて、一人でつかめたお友達はすばやく自分のところへ運べたね。
結果は ほし組5個・にじ組7個で・・にじ組の勝ち!
2回戦 そら組VSつき組
先生がクラスの子に気合を入れます。「がんばるぞー!」
よーいスタート!
マットや平均台は一人では勝ち取れません。相手の子の方が、力が強くても最後まで頑張る姿は素敵ですね。
結果発表!
決勝戦! にじ組VSつき組
勝つために重いコーンを1人で運ぶ、力持ちてっちゃん。必死です!
結果は つき組4個・にじ組9個で・・にじ組が優勝!!
にじ組は、軽いものから運び陣地に持っていくという作戦を考えたようで大人顔負けです。そして司令塔の指示がゆきわたりみんなの力を発揮することになりました。さすが、あきこ先生も子どもたちの頑張る力に「なんともいえなく、うれしい」と大笑いをして頑張った子どもたちにエールを送っていました。思えば、紅白玉入れで逆転負けしたあの日のことがよほど悔しかったのでしょうね。あっけにとられていたにじ組さんのお顔は今でも忘れられません。そして、見事リベンジを果たしました。
この喜びよう・・。
2種目は「めくってゲーム!」オセロゲーム
対戦前に準備体操をはじめるかえちゃん。近くにいたたいちゃんも、真似してイチ・ニ・イチ・ニ!
自分の色にかえたゆうくんのオセロをみっくんがめくりにきました。
二人で何回もかえる攻防戦。
3種目は みんな大好き「パラバルーン!」
中に一斉に入ります。
みんなとタイミングを合わせないとうまくできません。バルーンにみんな苦戦しましたが・・・
回数を重ねるときれいなバルーンになってきました。
今度は、みんなでタイミングをあわせてバルーンの上に乗せたボールを高く
飛ばします。
みんなの息をあわせないと、ボールは高く飛ばないので何度も繰り返しトライ。
「1・2・3・4でゆっくり手を挙げて、5で手を下までさげてね!」
1・2・3・4・ごー!
女の子と男の子とわかれてバルーンを使いましたが、さすが男の子。
力が合わさると、ボールがぴょーんととびました。
「うわー。」と周りにいた子からの歓声が響きました。
ルールを守る事、クラスの子と協力をする事、勝敗で一喜一憂する姿、先生のお話を聞く姿勢。年長さんのいろんな姿をみせてくれた本日のプロジェクトXでした。
からだを動かす「あそび」は、こどものからだとこころの成長に欠かせません。
体力の向上に限らず、コミュニケーション能力や創造力の発達、自主性の向上、意欲心を育んでくれます。
競争心が育つ年長組のみなさん、クラス対抗で負けたくない心がとても楽しい結果をうみました。
「にじ組とは、もう戦いたくない。」と他のクラスの子どもたちが口々に言ったそうです。
作戦の強さを年長組に知らしめたプロジェクトXスポーツ編でした。次回も楽しみです。