こころの灯
年長組のこどもたちが楽しみにしていることの一つに、『わかばカフェ』があります。お客様が訪れると教務課の先生たちが「いらっしゃいませ!」と出迎えます。
メニューの中から好きな飲み物を選んでしばらく待つと、飲み物とロールケーキが出てきました。園長先生と一緒にジュースやお菓子をいただくうちに、和やかな時間が流れます。
「教務課にこんな秘密の部屋があるなんて知らなかったよ。」「ここはわかばカフェで大事なお客様を迎えるお部屋だよ。」みんなにとっても園長先生にとってもわかばカフェがある日は特別な日。ちょっぴり幼稚園で心配なことがあってお始まり直前に登園する子も、この日はとっても早く登園できてしまう魔法の日。
ひとりずつ自己紹介をし、好きなことを話したり、兄弟のことを話したりしました。
「幼稚園で楽しいことはなに?」と園長先生が尋ねると、「太鼓の練習!」「ありや生き物のお世話!」「水遊び」など答えが返ってきました。
「太鼓の練習!?先生たちが聞いたらきっと喜ぶよ!」と園長先生。
「じゃあ、幼稚園で困っていることはない?」の園長先生の質問に「給食」と答えたお客様がいました。
給食があまり食べられないことが気になっているお客様に、「こんなにちゃんとした体があるんだから無理をして食べなくてもいいよ。食べられる量を少しずつね」と笑顔の園長先生。
その後、しりとりあそびをして楽しい時間を過ごしました。園長先生 “きりん” “ん”がついたから終わり!と思ったら、“りんご”と茶目っ気たっぷりのこどもたちでした。
その日の給食後、園長先生のもとに嬉しい報告がありました。
「からあげ1個食べられたよ!」 朝のわかばカフェのお客様でした。
わかばカフェでの園長先生とのおしゃべりでこころにぽっとあかりがついたのですね。
わたしたちまでとても温かい気持ちになりました。
お客様ご来店ありがとうございました😊