おもいでのこべや
二回目のわかばカフェを開いていますが、やりとりの中に感じることは、子ども同士に育っている絆です。
分かり合える気持ちや通じ合えるやりとりは、やはり一年をかけて、色々な活動を経験して作り上げてきた産物です。
奥まったところに設えたカフェのお部屋に名づけたのは「おもいでのこべや」。
子どもたちの喜ぶお顔につられて飾り付けは今も現在進行形。
入園のころの話になると・・・「わたしはたまごくらぶから入ったよ」「小さい組のことは覚えていないな」「○○せんせいはいつもやさしく怒ってくれたよ」
このお部屋に入ると懐かしく温かい気持ちになれるように、ちゅうりっぷさんから年長さんまでの「あの日、あの時」を思い出せるように。
わたしたちの願いがいっぱい詰まったお部屋になりました。
おともだちの写真に思わず、「あっ、○○ちゃんがいる。おおきくなったね!」と、写真と実物を壁に並べて見比べる姿に「あなただって・・・・こんなにおおきくなって」と言いたくなってしまいます。
おともだちの成長を喜べるほどに、素敵なみなさんになりましたね。
「せんせいがね、『コロナで卒園式の練習ができなくなったよ』と言ったら、「○○ちゃんが『やった~』って、喜んだよ。」などなど、
クラスの様子が手に取るように感じられます。
とにかく楽しい時間です。
もし、心の中を写すカメラがあるとしたら、きっと楽しいでしょうね。
やさしい気持ちが育っていることでしょう。
「おさなき日、きみたちは、ここわかばようちえんでまなぶ」
いつまでも心の宝物として生き続けて欲しいと思います。
年長さんの卒園の日まで、あと23日。
❤ ❤ ❤ ❤
巣立つみなさんからバトンを受ける年少さんや年中さんの
心にも、年長さんに負けないくらい、大きくなる喜びが芽生えています。
こども放送局やお当番活動も上手にバトンタッチ。
緊張しながらも大きな声で一生懸命に放送する年中さんです。
年長さんの放送を聞きながら、楽しみにしていたのかもしれませんね。
やっと、みなさんの番がきましたよ。
「おおきくなるよろこび」はうれしい春にまっしぐら。
このよろこびを大事に育てていきたい・・・・と思います。
保護者の皆様へ
コロナに関してのお知らせを緊急連絡させていただいておりますが、お仕事中など様々な環境の中で受け取られていることと思います。
皆様には、ご理解やご協力をいただきありがとうございます。
まだまだ安心できる状況には至っておりませんが、心が折れないように
笑顔を忘れず、子どもたちの「いのち」を守っていきましょう。
そして一緒に乗り切りましょう。