つき組 玉葱採れたよ!
遡ること今の年長さんが年中の頃、昨年の10月27日に植えた苗がどんなふうになったかな?
5月18日 幼稚園のおいしい畑につき組のこどもたちが集まりました。
「みんなが年中さんの時に植えた玉ねぎの苗がこんなに大きくなったよ!ねぎみたいな葉っぱがたくさん生えているね。今日はねみんなで玉ねぎを採ろうね!」とりえ先生が話すと・・・
「先生、これなあに?」玉ねぎの葉の先っぽをツンツンしながら訊きました。「これは、ねぎ坊主っていうんだよ。」と園長先生が教えてくれました。
「どこを掴んでひっぱったらいいかな?」とりえ先生が尋ねると「緑の上の方を引っ張るとちぎれてしまうから、下の方を持つといいよ!」とひー君が教えてくれました。
玉ねぎを収穫する前に、まず草が生えないように敷いてあるマルチを引っ張ってみんなで取り除きました。
つき組と玉ねぎの力比べの始まり始まり。つき組は先日のこいのぼりフェスティバルで綱引きで一等賞を獲った強者です。今日はどんな戦いぶりを見せてくれるでしょうか?
両手でギュッと根元を握りしめ引っ張っています。精一杯力を込めていますがなかなか抜けない様子です。がんばって!
「よいしょ!よいしょ!」こちらも苦戦しています。玉ねぎは土のお布団にしがみついてびくともしません。そんな様子を見て「がーんばれ!がーんばれ!」と女の子たちを応援する男の子たち。
苦しい表情の友達を見て、思わず「ぼくが手伝ってあげるよ!」と一緒に手を引いてくれたね。「やった!抜けた!」こっちゃんはそれまでの表情とは一転してにこっと笑顔がこぼれました。玉ねぎを抜くことができて嬉しいね。愛情いっぱいのお顔しているね。玉ねぎの土を手で拭っていました。
「大きな玉ねぎ採れたよ!」と玉ねぎをよーく見ると、「あっ!」っと声を上げました。
「なめくじがいたよ。」生き物が大好きな友達に思いもしない発見でした。「土の中に玉ねぎと一緒に住んでいたんだね。ナメクジは玉ねぎを食べるのかな?」と話していました。後で調べてみてね。
「うーん、なかなか抜けないね!」「わたし、土を掘るね。」困っている友達がいるとすぐに気づいて助ける姿がたくさん見られました。
「ぼくも手伝うよ!」先生が声を掛けなくてもチームワークばっちりだね。
「やった!抜けたよ!」4人がかりで抜いたたまねぎは・・・みんな声を揃えて「小さっ!」(笑)とても大きな玉ねぎが出てくると期待したよね。私もだよ。
どうしてこんなに小さな玉ねぎだったのかな?不思議だね。興味のある方は調べてみてくださいね。ヒントは葉の先についているねぎ坊主だよ。
「玉ねぎ採れたよ!皮をむいたらつるつるになったよ!」
大きな玉ねぎにご満悦。
こんなにたくさんの玉ねぎを採ったどー!今日の力比べはつき組さんの勝利!みんな大活躍だったね。
年中さんの時に植えたヒョロヒョロの細い苗。月日を経てこんなに立派な玉ねぎに育ち、収穫することができました。
ひとつ大きくなってうれしいね。
しばらく天日干ししてどんな料理でいただこうかな?
「たまねぎスープにしたいな!」「カレーライスに入れて食べたいな!」りえ先生にいろいろなリクエストをしていたね。
どんな味がするのかな?楽しみですね。
植物の生長を身近で感じ、いのちの不思議や尊さなどたくさんのことが学べたね。とても大きな収穫でした。